憩いの施設が危険と背中合わせだった。渋谷区松濤のスパ大爆発。 | 留守宅は大丈夫?

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渋谷区松濤のスパ大爆発事故は、
こんな所で、こんな事故が、とまさに驚愕の事態だった。
現場は、ユニマットグループ傘下の

ユニマットビューティーアンドスパが管理・運営する

女性専用温泉施設「シエスパ」。
報道を聞いて、最初はボイラーの爆発かと思ったが、
地中から漏れたメタンガスが引火し爆発した可能性が大、
とのこと。
近くにお世話になっている先輩が住んでいるが、
自宅は300mほど離れ、無事だった。

知らなかったが、温泉を掘削する際は、

天然ガスが同時に出てくるのが常で、
特に東京はメタンガスがつきものとのこと。
これまでも同種の事故は起こっていたが、
温泉と天然ガスの分離や空中への放出については
法的な規制がなかったとのこと。
どうやら実際は耐震強度不足以上に危険のよう。

それにしても、
宮田春美社長、木村由美子支配人の弁はあまりに甘い。

分離装置の保守点検を外部業者に委託し、
その内容も知らないと語っておきながら、
爆発の危険性はないと認識し、
管理運営体制についても不備はなったと話している。
宮田春美社長は、
青山学院卒業、大手新聞社等を経て現職。
海外でのスパの魅力に見せられ
岩盤浴サロンをプロデュース後、
06/11にユニマットグループに入社した。
これからという人材には違いないが、
あまりに重い荷物を背負ってしまった。

ユニマットは、
ロッキード事件で登場したシグ・片山氏の
会社として脚光を浴びた。
今なお、シグ・片山氏の流れを汲んでいるのではと調べてみたが、
実際は、すでに、現在の経営者に事業売却され、
オフィス用の自販機ベンダーで業績を伸ばしてきた。
オリンピック柔道で金メダルを取った小林選手は、確かユニマット。
ロッキード時代から長い時の流れを経て、
せっかく一流企業の仲間入りを果たしたのに、
再び暗い部分でマスコミを賑わすことになった。



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