コムスンの介護事業打切り、折口会長のグッドウィル・グループ大騒ぎ | 留守宅は大丈夫?

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■バブル期に一世風靡したディスコ「ジュリアナ東京」。
毎日のようにお立ち台の華やかさがテレビに登場した。
折口氏はその企画に携わって名を馳せた。

1994年に「ジュリアナ東京」があっけなく閉店し、
その翌年、1995年に、

人材派遣会社「株式会社グッドウィル」を設立した。

グッドウィルは、設立した直後から成長を続け、
折口会長は、ディスコ仕掛け人から、
いつのまにか名経営者の評価がついた。
同社のホームページを覗くと、
1995年 売上高:7,802万円/登録スタッフ数:1,800人
1996年 売上高:9億7,736万円/登録スタッフ数:約1万人

1997年 売上高:40億155万円/登録スタッフ数:約6万人

1998年 売上高:65億5,676万円/登録スタッフ数:約16万人

1999年 売上高:76億4,831万円/登録スタッフ数:約22万人

2000年 連結売上高:323億7,407万円
              /登録スタッフ数:約32万人

2001年 連結売上高:512億1,029万円
              /登録スタッフ数:約48万人

2002年 連結売上高:472億9,500万円
              /登録スタッフ数:約68万人

2003年 連結売上高:622億7,200万円
              /登録スタッフ数:約99万人

2004年 連結売上高930億4,200万円
              /登録スタッフ数:約138万人

2005年 連結売上高1,421億5,700万円
              /登録スタッフ数:約185万人
途方もない勢いで成長していることがわかる。


株式会社コムスンには、1997年に資本参加し、
関連会社化することによって本格的な介護事業に進出した。
今や、介護事業では国内最大手という。
そのコムスン、介護報酬不正請求等の不祥事が続き、
国は、事業所指定打ち切りという思い切った対応にでた。

これだけ大きくなったグッドウィル・グループに
お灸をすえるのは、相当な決断がいったことと思う。

グループは、コムスンの介護事業を、
すべてグループ子会社の日本シルバーサービスに
移譲するとのことだが、果たしてうまく行くや否や。
そうは簡単にグループ内譲渡が認められるとは思えない。
事業移管の大義名分が立たなければ、
例え法の目はかいくぐれても、

事業譲渡に譲渡税も関わってくるのではないか。

いずれにしても、
急成長を遂げてきた
グッドウィル・グループに、
不吉な陰が出始めたことは間違いない。
これまで強気一辺倒だった折口会長、
世間を味方につけることはとてもかなわない。
さてこれからどんな手を打つ?


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