■依然苦しい経営が続くものの、
ついに井植創業家一族から脱却した三洋電機。
リストラ効果が数字面で出てきている上に
ここにきて強い新製品が相次ぎ、
トンネル脱出の可能性も見えてきた。
例えば、新製品のデジタルムービーカメラ
Xacti「DMX-CA65」。
防水対応ムービーが大きな特徴。
水がかかってもOKという程度ではなく、
水中撮影まで可能とした。
よりアクティブでハードな使い方が可能となり、
マリンスポーツにもウィンタースポーツにも活用できる。
au携帯電話W53SAも防水機能が売り。
雨の中、キッチン、バスルーム、プールサイド
等でも使用可能となった。
こちらは完全防水ということではないが、
水がかかれば携帯はだめになるという常識を覆した。
ワンセグ機能、音楽機能も付きデザインも斬新。
また、昨日5日には、
主力のリチウムイオン電池の生産増強を発表した。
月産能力を現在の6000万個から7000万個に引き上げる。
生産拠点も現在の徳島工場に加え、
2008年春をめどに貝塚市に新工場展開を計画とのこと。
復活の兆しが感じられるからか、
株価も最近は攻勢に転じてきた。
今年始めは150円まで落ち込んだが、
現在は200円まで回復している。
絶体絶命のところまで追い込まれたが、
経営陣の必死の頑張りで、
何とか息がつけるところまで回復してきたようだ。
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