頼むから何とかしてくれ厚生年金・国民年金、5000万件行方不明 | 留守宅は大丈夫?

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■昨日の民社党の厚生・国民年金の追及で、
あらためて社会保険庁のずさんさがクローズアップされた。
安倍首相の「年金問題は、
いたずらに国民の不安を煽ってはいけない。」
という答弁はいただけない。

ここまでひどい実態が明確になって、
「国民の不安」でないはずはない。
庶民感覚が全くずれている。

社会保険庁は、先月4/3、
約5000万件の加入記録が、

基礎年金番号が付与されていないことを明確にした。
基礎年金番号が付与されていないので、
現在の加入者との関係がわからない。
多くが、加入者の死亡など
加入者側からの連絡がないことによるが、
社会保険庁側の入力ミスも含まれるとのこと。

基礎年金番号は、1997年に導入されているが、
それ以前に年金に加入していて、
途中で転職した人、結婚した人等は要注意。
国の仕事を信頼しているだけでは、
後で裏切られる事になる。
しっかり確認しておいた方が良い。

また5/17の発表では、

この約5000万件の加入記録の内、
約1900万件が、
標準的な支給開始年齢(厚生年金60歳、国民年金65歳)以上で、
受給者の平均的な寿命である80歳未満にあたるという。
この約1900万件の内、
何人が生存者か不明だが、

明らかに受給資格のある人がもらえていない可能性がある。


頼むから、何とかしてくれ、社会保険庁。
思わずそう叫びたくなるずさんさ。
これでは、若い人たちの年金離れも
防ぎようがないし説得力もない。
憲法改正に加え、夏の参議院選挙の
大きな争点になりそうだ。




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