松下電器システムドメインの3重点事業は、セキュリティ、モビリティ、クロスメディア | 留守宅は大丈夫?

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「セキュリティ工房TOP5」ブログ。 セキュリティは、ネットワークカメラによる遠隔モニタリングの時代。
TOP5は横浜馬車道から緑園都市へ、日本初のネットワークカメラ専門プロショップ。

■松下電器は、2003年1月に事業分野毎に、
14のドメインに全社再編された。
社内競合と言われた多くの重複商品を整理し、

社内分社や100%子会社単位にまとめられた。

例えば、テレビ事業は、AVC社という社内分社、
携帯電話事業は、PMC社という100%子会社、
家電事業は、松下ホームアプライアンス社という社内分社。

一般ユーザーにはあまり知られていないが、
その際、システム事業についても
新しくドメインが出来、PSS社が誕生した。

PSS社の現在の重点事業は、3つ。
1、監視カメラを核とした統合セキュリティソリューション。
   代表的な商品は、監視カメラ、虹彩認証システム、
   インテリジェント統合監視システム、
2、映像・音響・情報のトータルソリューション。
   代表的な商品は、デジタル放送システム、
   映像・情報配信システム、大型映像表示システム、
3、決済や業務支援のビジネスソリューション。
   代表的な商品は、ICカード認証・決済システム、
   モバイル決済端末、ITS関連システム

松下グループの中では、
新しい分野のように取られがちだが、
ルーツをたどれば、
老舗の業務用機器・システム事業集団。
かって業界に先駆けて
ミニコン、パソコンを開発した部門や
タクシー無線、自動車電話を開発した部門、
カラー監視カメラ、視聴覚機器を開発した部門や
松下電器の特機営業部門が集結した。
従業員は、単独で
3,700名。

現在の松下電器では、
プラズマテレビ等のコンシューマ分野が目立つが、
将来的には、こうした業務用の分野から
松下電器を支える事業が育ってくる可能性がある。
少なくとも、システム事業分野で、
貴重な経験させていただいたOBとしては、
そういうことを願ってやまない。


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