■当社は、ネットワークカメラを販売する際に、
創業時からオリジナル接続設定ガイドをお付けしている。
ネットワークカメラを接続設定する際には、
ルーターとのかかわりが重要となるが、
ネットワークカメラの取扱説明書だけではどうしても不十分なものとなる。
ネットワークの仕組みを良くわかっている人もおられるが、
普通の人には、ルーターを扱う機会は多くない。
ルーターに馴染みのない人にも、
ご自身で問題なくネットワークカメラを接続いただきたく
サポートになればとガイド進呈を続けている。
基本的に、パソコンもネットワークカメラも
同じようにネットワーク上のIPアドレスを割り当てられる。
パソコンの場合は自らネットワークにアクセスするので
IPアドレスのことにふれる必要がないが、
カメラは外部からアクセスするのでIPアドレスを知る必要がある。
カメラに割り当てられるアドレスはローカルアドレスなので
外からアクセスできるグローバルIPアドレスとの割付が求められる。
この割付をポートフォワーディングといい、
ルーターによってはIPマスカレードとも静的マスカレードとも呼ばれる。
このポートフォワーディング設定が正しく出来ることが
ネットワークカメラ接続設定の重要なポイントとなる。
で、この接続設定を出来るだけ簡単にわかりやすくするために
カメラのほうでも絶えず改良を続けている。
新BBシリーズBB-HCM515、BB-HCM511、BB-HCM531や
新BLシリーズBL-C111、BL-C131では、
カメラ画面に新しく「公開」タグを設けるとともに
接続設定のやり方をかなり変えた。
これまでの接続設定ガイドは通用しなくなったので
新シリーズのカメラを販売する際には、
ガイドの進呈を容赦してもらってきた。
しかし、いつまでもそういうことでは、当社の良さが薄れてくる。
ほぼ1週間かけ集中的に全面改訂した。
パナソニックの専用ルーター(カメラコントロールユニット)を中心に
したこれまでのガイドのスタイルを見直し、
・カメラコントロールユニットを使った場合。
・カメラコントロールユニット以外のUpnP対応ルーターを使った場合。
・UpnP非対応ルーターを使った場合。
の3つに分けて接続設定を解説するように変更した。
いささか疲れたが出来上がりの満足感は大きい。
http://www.rakuten.co.jp/top5/682464/699306/
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