昨夕、サイバースペースコミュニケーションズM社長と懇親会 | 留守宅は大丈夫?

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■最近、時折マスコミをにぎわすベンチャー会社、

サイバースペースコミュニケーションズ(CSC)のM社長と昨夕懇親する機会があった。
簡易通信インフラを提供するCSC社の社長・役員は
すべて松下の出身で私の良く知る人たち。
夕方、まずCSC社のS取締役が尋ねてきて、
日本通信のbモバイルについていろいろと質問された。
本当に売れているのか?何故売れているのか?

実際に動作させながら、細かく説明させていただいた。
どうやら、日本通信は、CSC社と同業且つライバルということらしい。

その後、横浜でM社長と懇親会があるけれどと、誘われるままに合流した。
CSC社の創業時期は当社よりほぼ同時期だけれど、

松下本体から出資をもらっている点、
ものづくりを原点としている点、複数名で創業している点、
等々かなり条件が異なる。
創業後、一度会いたいと思っていたのでいい機会だった。
M社長は、松下在職時に開発面でかなりの成果を上げている。

特に大きな成果はPHSの開発。

PHSの開発といっても単に端末商品化のレベルではなく、

当時の郵政省と連携し規格作りから参画し、

松下内で特別プロジェクトを起こして「0」から作り上げた草分け。

この方面では、現イーアクセスの千本会長共々、立志伝に入る人物。
携帯電話に押されがちなPHSに対する思い入れも強く、

CSC社の主力製品は、PHS網を利用した通信端末用エンジン。
bモバイルと異なる点は、
プロバイダーがセットされていない点、無線LAN機能を含まない点、
I/FがPCMCIAではなく、
RS232Cを使う点、
通信料を都度支払う点、等々かなり多い。

児童防犯用の位置探索端末「どこ・イルカ」は、

CSC社のエンジンを使っている。
結局懇親会中はあまり話す機会もなかったが、

当方が、bモバイルの販売で成果をあげていることはご存知で、

別れ際に、ぜひCSC社のエンジンも販売してほしいとの要請。
リップサービスとは思うが、別途一度訪問しなければならないと思う。
当社と違い、人数も多く経営は大変だが、

今期、単年度黒字が当面の目標で、09年度の上場が大目標とのこと。

かっては松下の最高の頭脳と位置づけられた連中、

ぜひ成功してもらいたいと祈っている。


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