電力線通信PLCに関するブログコメントは願わくば説得力がほしい。 | 留守宅は大丈夫?

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■電力線通信PLCに関するブログを書くといつも何らかのコメントをいただく。

ブログに対するコメントは有難いし、へたに反論して刺激したくないが、

何となく視点がずれているものが多いように思う。

昨日も下記のコメントをいただいた。
コメントをした人 :PLCはねぇ
コメントのタイトル:無題
▼コメントの全文▼
「あれだけ派手に宣伝すれば,NTTとのADSL/FTTH契約を解約しても光ファイバ以上の速度で通信できると思いこむ方々が出てくるのは当然。その一方で,実際に使ってみたレポートがぽつぽつ出てきており,それほど速度が出ないことも明らかになってきています。製造業者としてはこれまで投資してきた資金を回収できるまでには至っておらず,売れていないTAより売れているとでも言わなければならないのは見ていて哀れ。」

URL:
IP :59.85.237.30
どこの誰様のコメントかわからないけれど、彼のコメントによれば、

PLCアダプターを購入する際に契約している常時通信回線を解約する人がいるという。

もしそんな人がいるとしたら、勉強不足以前の問題。

PLCアダプターの役割は、無線LANアダプターと同様の役割。
そんな基本的なことはほとんどの人が理解しているはず。

アダプターを購入するのに回線契約を解除する人が本当にいる?

もうひとつ、販売ランキングを出しているBCNランキングにおいて、

PLCアダプターをTAカテゴリーに入れたのは、

製造業者の差し金ということになる。
主要なマスコミが情報源としているBCNランキングも見くびられたもの。
どうやら何もかも一緒くたになっている。
見ていて哀れと書いておられるが、本当にそう感じる?
何とか理解したいと努力するけれど、

申し訳ないけれど、遠吠えとしか受け取れない。

PLCに関して、ウ~ン、なるほど!と

説得力のあるコメントはいただけないものだろうか?
これまでの私のコメントをまとめてみると、

PLCの能力・機能に魅力を感じるか否かは、消費者が判断すること。

PLC事業の採算が取れるか否かは、メーカーの仕事そのもの。

争点があるとすればPLCが法的・社会的に許されない機器であるや否やということ。
反対する場合の論点はそれだけに絞った方が良いように思う。

■昨日は、東京御成門メルパルクで松下労組役員OBの集まりがあった。
大勢来るのかと思ったが、30名に満たない元重鎮ばかりの集いだった。
著名なT元委員長、連合総研のK専務等にも久しぶりにお目にかかった。
皆さん、本当に歳を取られた。
松下労組は今年解散し、連合組織になっている。
多くの方が、現執行部に対して痛烈な意見を持たれ、
松下グループの会社経営にも厳しい見解を披露されていた。
もはやオピニオンリーダーとは言えないけれど、
健在ぶりにあらためてエネルギーをいただいた感じがした。


BCNランキング最新トレンドニュースより


[売れ筋速報]
マニアより一般客の購入目立つPLCアダプター、発売直後で売り切れ店続出

 家庭の電源コンセントにつなぐだけでネットワークに接続できるPLC(Power Line Communications=電力線通信)に注目が集まっている。12月9日に松下電器産業が国内初のPLC専用アダプターを発売したが、売り切れ店が続出。店頭では品薄状態が続いている。「BCNランキング」でも滑り出しは好調だ。
(2006/12/15 01:13)