NTTドコモは、MOVA契約者への対応を明確にすべきと思う。 | 留守宅は大丈夫?

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「セキュリティ工房TOP5」ブログ。 セキュリティは、ネットワークカメラによる遠隔モニタリングの時代。
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■先月28日のブログで、NTTドコモは、価格のソフトバンク、機能のKDDIに対し、

ブランドで勝負するなら大幅に契約数を減らす可能性があると指摘したが、

11月の契約者数が1万7千500件も減少したと発表された。

契約者数が減少したのは92年の創業以来とのこと。
12月より新機種を投入するので巻き返すとしているが、
NTTドコモの中では激震が走っているに違いない。
ここに来て、三菱製、パナソニック製、NEC製で電池パックのトラブルが出ており、
向かい風状態が続くことは避けられない。
ところで、NTTドコモにはMOVA(第2世代:PDC方式)から
FOMA(第3世代:W-CDMA方式)への移行という経営上の大きな課題がある。
KDDIでは、IS-95方式の第2世代と、CDMA2000と呼ばれる第3世代は、
同じ基地局を使えるが、NTTドコモでは全く別の基地局。
しかも第2世代で使っている周波数帯の800MHz帯は、

2012年までの使用期限があり、以降、第2世代の基地局は無用の長物となる。
それ故、NTTドコモは、第2世代への設備投資は出来ず、
早い段階でMOVA端末の発売と新規契約の停止を宣言したいところ。
しかし実際には、まだFOMA端末は今年やっと過半数となったばかり。

MOVA端末は、今なお2500万を越える契約者がおり、

FOMA端末よりつながりやすいという歴然とした事実がある。
NTTドコモは、MOVA端末の発売終了時期を正式コメントしていないが、

それには、経営判断を明確に下せない上記のような背景がある。
新製品をFOMA端末に集中させることにより、
MOVA端末の比率を減少させ自然収束を意図していると判断される。
しかしこんな大事なことをはっきりさせないでトップ企業として大丈夫だろうか?
この辺をグレーにしたままでは、契約者からの不信感は増大し、
MOVA端末からFOMA端末への移行には成功したとしても、
大幅にKDDIにシェアを奪われ、契約者数が拮抗するという可能性も出てくる。
早い段階で、MOVA端末のサービスは2012年まで続ける、

製品供給も続ける、2012年以降は一定の価格でFOMA端末に変更する、
ということを発表した方が得策のように思う。
かってDDIがクアルコムの技術をバックにCDMA端末を市場に出した時、

物珍しく受け止める人は多かったが、
まさかNTTドコモの存在を脅かすほどまでに成長するとは

誰も予測できなかったに違いない。

■昨日、セキュリティ工房TOP5の楽天市場サイトでは、
BBシリーズネットワークカメラ・周辺装置の在庫状況を出すようにした。

在庫数は、TOP5としての在庫とメーカー在庫とを併記している、

BBシリーズネットワークカメラはシステム対応商品なので、

必ずしも十分在庫があるわけではないが、

これで、お客様は納期を確認して安心して発注出来るようになる。
機種によっては、メーカー在庫よりTOP5在庫の方が多いこともあり、

お客様は驚かれるかもしれない。


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http://www.rakuten.co.jp/top5/
http://www.top5.co.jp