受験体験記 その19【3192さん】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
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東大SPH受験生の皆様より頂いた受験体験記です。


第19弾は3192さんの体験記です。
(回答日:2020/11/21)

受験年・コース・合否結果
2020年8月入試 (2021年4月入学) 1年コース 合格

年齢
20代

卒業学部
他大 医療系学部 (医学科以外)

東大SPH受験は
初めて

受験時の職業
その他コメディカル (看護師・保健師・介護士・その他)
公務員 (保健所・省庁・国連機関・その他)

併願校
なし

東大SPHを受験した理由 (公衆衛生学を志した理由)
自治体の現場で、医療・福祉にアクセスできない人々を支える体制の必要性を強く感じ、根拠を持った政策立案・運営をするため公衆衛生学を学びたいと考えたから。

研究テーマ
社会的弱者を支える地域づくり

将来のキャリアプラン
現場と研究の両立

受験勉強法 (勉強期間、推奨参考書、解いた過去問の年数・周数、失敗談など)
地方国立大学看護学部出身で学力に自信はありませんでしたので、受験することを決めた前年の10月から(筆記がなくなるとわかるまで)過去問を中心に猛勉強しました。
仕事がある日は朝1時間、帰宅後2時間程、仕事がない日は半日程度は勉強に充てていました。過去問は全体だと3周、英語は特に苦手でしたので、英語は1日過去問1題+TOEFL問題集も同時並行で取り組みました。Lancetの記事も昼休みなどでできる限り読むようにしました。

筆記がなくなることが決まってからは、小論文のテーマに沿って、海外の文献や「社会と健康」を熟読しました。

筆記試験の勉強は必要なかった訳ですが、筆記対策で取り組んだ公衆衛生学一般の知識や医療倫理、Lancetなどの勉強が、結果的には小論文を書く上での引き出しを増やすことに繋がったと感じています。

1年コース志望ということもありますが、小論文はいかに実体験と結び付けて展開できるかを意識して書きました。

また、「東大SPHを目指す貴方へ」のブログがあるおかげで、過去問も納得しながら解くことができました。本当にありがとうございました。

面接で聞かれたこと、受け答えた内容
・志望動機と小論文の概要を2~3分で。
・小論文の内容(具体的にどういうことか?それは公衆衛生の問題なのか?具体的にはどうやって進めていくのか?本当にそれで改善するのか?など)
・将来のキャリアプラン(卒業後は博士課程に進学するか?など)
・統計学の問題(○○する分析の名称は?というような感じでした)

実際の面接時間は10分程度でした。
小論文の内容に関する質疑がメインで、その他の質問はそこまで多くなかった印象です。










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