合格祈願の初詣の話 | 東大SPHを目指す貴方へ

東大SPHを目指す貴方へ

東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

2018年8月のSPH入試を受けることをお考えの方、もういよいよ今年ですよ!
初詣では是非とも合格祈願をしてください。結構効くんですよ、あれ。

さて、今日の記事では、初詣にまつわる私の思い出話をしようと思います。



。。

。。。


以前の記事にも記した通り、私は東大一本に絞って「背水の陣」で勉強していましたので「合格可能性を上げる」ための手段は選びませんでした。

過去問で分からない問題があれば、迷惑と思われようが構わず職場の色々なコメディカルの人たちに質問しまくってましたし、入試の情報を得るために東大SPH第5期生の同窓会に特別参加させて頂いたこともありましたし、YouTubeYahoo!知恵袋をも活用しました。

そして、2015年元旦。8か月後に東大SPH入試を控えてました。0.001%でも合格可能性を上げるため、初詣は

学問の神様の祀られている湯島天神(奇しくも東大のご近所!)

ですることにしました。

元旦を迎えた0時半、凍えるように寒い中、当時0歳だった娘を抱えて湯島天神に向かったのですが、真冬の夜中にも関わらず中高生の受験親子の行列が300m近く続いており、娘を抱きかかえて寒い中で何時間も待つのは無理だったので、断念しました。

1月2日は仕事だったので、翌3日の昼に改めて湯島天神に向かいましたが、まだ100mぐらいの行列ができており、この日も娘を抱えていたので、再び諦めました。そして、三が日が明けて本格的に仕事が始まってしまうと、多忙でとてもだけど初詣には行けません。

1週間後の土日は学会で熊本出張だったので、結局2週間もの間、湯島天神での初詣が達成できぬまま過ぎてしまいました。そして、その学会の時のことなのですが、学会終了後に同僚のグループ5人で阿蘇山の観光をすることになりました。その時にメンバーの1人が言い出したのです。

せっかくだから阿蘇の神社で初詣をしよう!

と。

しかし、私は東大SPHに受かるためなら一切の妥協はしないスタンスでいましたので、

阿蘇で初詣をしてしまうと、湯島天神での合格祈願が「初詣」ではなくなってしまう

のが、どうしてもイヤでした。
しかし、4人の同僚たちは「阿蘇山での初詣」と言う、東京ではまず味わえないであろう珍しい体験にテンションMAXでした。

困った。どうしよう。

悩んだ挙句出した答えは、どんだけKY(空気が読めない)と思われてもいいので


自分は受験を控えているので何が何でも湯島天神での初詣にこだわっている。そして、その初詣をまだ済ませていないので、皆と一緒にお参りに行くことはできない。大変申し訳ない。

と、訳を伝え、1人で神社の外で留守番をすることにしたのです。

ただ、お参りもしなければお賽銭も入れないのに神社の敷地内に入ることは神様への冒涜になるだろうと思い、そこは自分なりに気を遣って、

絶対に鳥居はくぐらず、ギリギリ手前の場所で4人が帰って来るのを待っていたほどでした。

東大SPH合格のために、そこまでこだわっていたのです。

そんなこんなで、湯島天神で初詣をきっちり済ませることができたのは、1月18日でした。その日もまだ10mぐらいの行列ができていたのを記憶しています。。。

きっちり絵馬も書きましたし、買ったお守りは仕事用PHSに付けて肌身離さず持っていましたし、おみくじで「8月には風邪を引く可能性があるので注意せよ」と言われた時は一瞬「なんてこった!」と凹みかけたものの「健康対策が打てるチャンスだ」とポジティブにとらえ、体調管理を念入りにしていました。

それでも、おみくじの予言通り、8月早々に本当に上気道炎になったものだから、驚きでした。でも、8月17日の入試当日には、鼻水だけは完全に止めることはできなかったものの、熱も倦怠感もなく「ほぼ」ベストコンディションで受験を迎え、無事合格することができました。

もちろん、合格が決まった後のお礼参りとお守りのお焚き上げも欠かしてはいませんよ!!

今となっては良い思い出です。

東大SPHを目指す皆さんは、ここまでする必要はないと思いますが、大事なことは「何が何でも受かってやる!」と言う気持ちを持つことなのだとお伝えしておきます。一瞬の油断が命取りになるかもしれない試験です。全力で頑張ってください!








受験ブログリンクに登録しています。このサイトが少しでも皆様のお役にたてましたら、下記リンクをたくさんクリックして頂ければ嬉しいです。

また、「いいね」ボタンやコメントなども大歓迎です!


にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村


受験ランキング

東大生ブログランキング
東大生ブログランキング