入学試験のスケジュールの前にまず、東大SPHは1年コース(約10名)と2年コース(約20名)に分かれています。1年コースは受験資格として「2年以上の実務経験」が必須で、さらに出願時に「1年コースの合格点に満ちてなければ2年コースでもよい」かを選ぶこともできます。
1次試験(筆記)と2次試験(面接)からなります。以下が2016年度(2015年8月実施)の入学試験のスケジュールです。尚、私自身の入試での点数についてはこちらをご参照ください。
[注]2018年度(2017年8月実施)から試験内容に幾つか変更点があるので、ご注意ください。変更内容はこの記事の最後に記載しています。
①英語 (180点満点)
➢長文読解大問4つ
➢制限時間2時間
②選択枝問題 (120点満点)
➢公衆衛生一般40問 + 統計学20問 (計60問)
➢制限時間1時間40分
③記述式問題 (60点満点)
➢公衆衛生専門8分野から3分野を選択
➢制限時間1時間20分
④小論文 (面接ネタのため点数なし)
➢自分の職務に基づき、公衆衛生の今後の課題と対策を論ぜよ
➢制限時間2時間、1年コース志望のみ
①~③の合計(360点満点)で1次試験の合否を決定。④は面接のネタに使われるのみ。
とにかく1次試験の点数のみでバッサリ落とします。職歴、出身学部、専門分野などは一切問わず、純粋な「1点刻み」での争いになります。2次試験(面接)は「本当に人格的にヤバい人だけをふるい落とす」程度で、毎年1人落ちるか落ちないか程度です。ですので、試験対策はもっぱら筆記試験対策になります。
[注]2018年度(2017年8月実施)からの変更点 (2018年2月27日改定)
(【旧】2017年度以前、【新】2018年度以降)
①英語セクション
【旧】大問4問 2時間 180点満点
【新】大問4問 2時間 180点満点 (変更なし)
②選択枝問題セクション
【旧】60問(公衆衛生学40問+統計学20問) 1時間40分 120点満点
【新】40問(公衆衛生学20問+統計学20問) 1時間40分 60点満点 (公衆衛生学40点+統計学20点)
③記述式問題セクション
【旧】3問選択 1時間20分 60点満点
【新】4問選択 1時間20分 120点満点
④小論文セクション (新旧共に採点対象外)
【旧】1年コースのみ「自分の職務をもとに公衆衛生学上の課題と対策を論ぜよ」 2時間
【新】2年コースも必答「自分の経験や知識をもとに公衆衛生学上の課題と対策を論ぜよ」 1時間
合計点数
【旧】360点満点
【新】360点満点 (変更なし)
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