8、インプラントと入れ歯の違い

歯を失った場合、補う歯の数によって部分入れ歯にしたり、総入れ歯にするといった治療方法があります。またどっちの場合でもインプラント治療であれば対応が可能でしょう。
しかし入れ歯にするにしてもインプラントにするにしても、この2つの治療法には多くの違いがあります。大きな違いは噛む力です。天然歯と比べた場合、インプラントは8割くらいまで回復すると言われています。部分入れ歯の場合は30%~60%となっており、総入れ歯の場合はさらに噛む力は弱いです。インプラントではそれほど違和感なく噛むことができても、入れ歯の場合噛んでいる時に外れてしまい恥ずかしい思いをする場合もあります。会話する場合も同じでインプラントの方が違和感なく話すことができます。
また、治療にも大きな違いがあります。まず、インプラントの場合は外科手術ですので6ヶ月くらいの治療する期間がかかります。その後もメンテナンスに通うので、さらに長く歯科医院に通う必要があります。入れ歯の場合は5回くらい通院すると完成しますので比較的簡単に作ることができますね。
そしてインプラントは自費診療と言われ、保険が使えない治療方法ですので1本数十万と高額になりますが、そのかわり10年以上使用できるといわれてますので、高額な分長持ちするということです。入れ歯は保険適用(一部保険適用外)ですので比較的安く作ることができますが、歯茎などの変化によって噛み合わせにズレが生じ痛みがでたり、噛みにくくなったりしますので、早いと2年程度で使いにくくなる場合があります。
また、審美面でも差が出てきます。インプラントは自然に仕上がり埋入されているということが他の人にはわからないのですが、入れ歯の場合は針金が見える場合がありますのでインプラントに比べ審美面で劣っています。
そして顎骨への影響も違いがあります。インプラントの場合は顎骨に結合させ、噛むことで骨を活性化させることができ顎骨がやせることを防ぐことができますが、入れ歯の場合は噛む力が弱いということもあり顎骨がどんどんやせていくという傾向があります。
治療期間や料金、また普段の生活への影響や体への影響を把握した上で最善の治療を受けることをオススメ致します。
