シャワーのヘッドとホースの互換性に注意:カクダイとサンエイの場合 | 俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

自作俳句、太宰府、科学、音楽、オーディオ、写真、日本酒など

自宅のシャワーは、水栓本体は KVK 製品だが、ヘッドとホースはカクダイ製品を使ってきた。

 

ヘッドの内部は定期的にキッチンハイターで消毒殺菌しているものの、1.6 m のホースの内部を消毒するのは難しいので、衛生面を考えて5年を目途にヘッドと一緒に交換している。

 

今回、交換しようとカクダイのホースを調べると、ヘッド取付部分は金属製だが水栓本体との接続部分がこれまでの金属製から樹脂製に変わっていた。

 

メーカーの説明書きには、カクダイのヘッドはサンエイのホースに、サンエイのヘッドはカクダイのホースにそのまま(アダプターなしで)取り付け可能とある。

 

上:カクダイのヘッドの説明書き / 下:サンエイのヘッドの説明書き

シャワーホースメーカー適合表

 

そこで、サンエイのホースを調べると、ヘッド取付部分も水栓本体接続部分も金属製だったのでそれにした。

 

ところが、購入したサンエイのホースに一緒に買い替えたカクダイのヘッド(以前と同じ製品 356-701)を取り付けると、接続部分からわずかずつだが漏れる。

 

漏れはわずかずつなので放っておいてもいいが、気持ちのいいものではない。

 

理系のこだわりで原因を突き止めたくなり、サンエイのヘッド(PS39-80X-W)を追加で買った。

 

ヘッドから出る水流の太さは水流の温度(空気に触れて温度が下がる程度)を左右するので、356-701 を寒季用、PS39-80X-W を暑季用に使い分けることにした

 

左:カクダイ 356-701 / 右:サンエイ PS39-80X-W

カクダイとサンエイのシャワーヘッド比較

2つのヘッドを見比べて、原因に気づいた(上画像を見ても気づくのでは)。

 

O(オー)リングの厚さに違いがある

 

外径はいずれも約 23 mm だが、厚さはカクダイの 1.5 mm に対してサンエイは 2.0 mm。

 

つまり、サンエイのホースにカクダイのヘッドを取り付けると、サンエイのヘッドを取り付けた時よりも咬み合わせが緩くなる。

 

その咬み合わせの緩さに水圧が作用してわずかずつ漏れると考えられる。

 

試しに、カクダイのヘッドの Oリングをサンエイのヘッドの Oリングと交換してサンエイのホースに取り付けると、強い水圧をかけてもまったく水漏れなし

 

これで Oリングの厚さの違いが原因であることが確定。

 

逆に、カクダイのホースにサンエイのヘッドを取り付ける場合は、咬み合わせがきつくなる方向になるので OK。

 

 

<参考>

 

両社からはシャワー用のパッキンセット(カクダイ 9391、サンエイ PP40-9S)が販売されているが、やはり Oリングの厚さが違う。

 

左:カクダイ 9391 / 右:サンエイ PPP40-9S

シャワーホース用パッキンセット、カクダイとサンエイ製品