酒蔵開放2024限定、特別純米酒「喜多屋」生酒 | 俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

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先週土曜日(3/2)、福岡県八女市にある喜多屋において「酒蔵開放2024」が開催された。

 

太宰府市から行くには車でということになるし、現地ではきっと飲みたくなるだろうから、毎年行くのを我慢している。

 

その喜多屋の通信販売サイトに【酒蔵開放2024限定】4品が掲載されていた。

 

いずれも4合瓶(720 mL)で販売されているのは、出来るだけ多くの人に楽しんでいただきたいとの思いからなのだろう。

 

商品説明を読み、以下の2品を選んだ。

 

【酒蔵開放2024限定】 純米吟醸「喜多屋」  (720 mL)

【酒蔵開放2024限定】特別純米酒「喜多屋」生酒(720 mL)

 
生酒を先に飲んだほうがいいので、そちらを開栓。
 
 
山田錦を精米歩合60%で使用。
 
瓶の背面ラベルを見ると、山廃酒母から醪まで2か月近く低音でじっくりと発酵させたとあるが、そのことは通販サイトの商品説明には記されていなかった。
 
ということは、本品は山廃仕込みの純米吟醸酒と言える。
 
製造年月(瓶詰めされた年・月)表記は 24.03。
 
純米酒の中には特別に手間をかけて造られ、純米吟醸酒のような風味になるものがあり、本品もその通りでとても美味い。
 
香りはやわらかくふくよか。
 
風味はメロンが主体でバナナとマスカットが加わり、甘味・旨味はくどくもなくあっさりでもなく実に適度で、そこへこれまた適度な酸味が融合し、甘口寄りの味わいを引き締めている。
 
喉を過ぎた後も口の中に味わいの余韻があって好ましい。

 

つい、いつもより多めに、ぐい吞みに3杯(1合)いただいた。

 

今年はこれで4合瓶7本目(6品)になるが、現在のところ本品は小林酒造本店「立春朝搾り 萬代 純米吟醸 生原酒」と並んで今年一番の好み。