今日(1月19日)の西日本新聞朝刊に、地元福岡県の蔵元で唯一「立春朝搾り」(主催:日本名門酒会)に参加している小林酒造本店(糟屋郡宇美町、銘柄は萬代)の記事が掲載されている。
小林酒造本店では、昨年末から年明けにかけて仕込みを始め、毎日朝夕に醪をかき混ぜる「櫂入れ」作業を続けている。
石蔵利輔・杜氏によれば、「今年は香りがあり、やわらかくやさしい口当たりになる」という。
令和六年の萬代「立春朝搾り」純米吟醸 生原酒のラベル
昨年は4合瓶2本を購入した。
今回、小林酒造本店では4合瓶(720 mL 、1980円)約9千本、1升瓶(1.8 L 、3795円)約2千本の合計1万リットルを製造する。
搾り、瓶詰め、出荷は2月4日のみ。
今年は、日本名門酒会を通じて売り上げの一部が能登半島地震で被害に遭った同会加盟の蔵元および酒販店の復興支援のために寄付されるとのこと。
石川県の日本名門酒会加盟蔵元は、菊姫(白山市)、宗玄酒造(珠洲市)、小堀酒造店(白山市)。
被害が大きかった宗玄酒造は、本年度の酒造りを中止せざるを得なくなった。
小堀酒造店は今回も「立春朝搾り」に参加(銘柄は萬歳楽)している。