NHK で能登半島地震関連のニュースを見ていると、突然、羽田空港に17:47に着陸した飛行機が炎上中とのニュースが飛び込んだ。
Flightradar24 の画面で確認したところ、新千歳空港発の JAL516 便。
機体は日本航空が国内の主力機として導入を進めているエアバス A350-900 型機(A350-941)のうちの1機で、機体記号は JA13XJ。
ニュースの続報では、羽田空港のC滑走路に着陸した際に、海上保安庁所有機(ボンバルディア DHC-8-300)と衝突したと。
乗員・乗客379名は全員脱出したと。
着陸時、Flightradar24 の画面には海上保安庁機のアイコンは表示されていなかった。
衝突した両機のサイズ比較
昨年夏に、福岡空港を発った JA13XJ が太宰府上空を飛行しているのを撮影し、次は着陸姿勢を撮影したいと思っていたが、出来なくなってしまった。
追記
A350-900 型機は、機体強度の強化と軽量化による燃費向上のために、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が 53% 使用されている。
ニュース映像では、脱出が終わって消火活動の初期においては機体後部だけが燃えていたが、なかなか鎮火できず、機首まで燃え広がって主翼を除く大部分が燃え落ちてしまった。
過去の航空機火災では類を見ない燃え方に何か原因があると考えられ、今後の新型機開発に大きな影響がありそうだ。