早朝、国際宇宙ステーションが見えた(2023.11.08 太宰府にて) | 俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

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今朝 5:40 に起床、玄関を出て新聞を取りに。

 

今の時季、同時刻の太宰府の南西の空にはオリオン座やおおいぬ座が。

 

「今朝もよく見えるな」と眺めていると、北西の方角から非常に明るい金色の光点が進んできた。

 

光点は1つで点滅せず、航空機とは違った。

 

オリオン座の鼓の形のすぐ上を通過。

 

おおいぬ座のシリウス(等級 -1.5)よりもはるかに明るく、西の空に沈もうとしていた木星(今朝の等級 -2.9)に匹敵する明るさ。

 

<肉眼で見た光点のおおよその軌跡> 画像右下角の明るい点は木星

 

人工衛星か何かだろうと考え、目撃時刻の 5:47 ~ 5:48 だけ記録し、調べた。

 

すると、ぴったり同時刻に国際宇宙ステーションが北西から南東へ進んでいたことが分かった。

 

<KIBO宇宙放送局のウェブサイトより>

 

まさに、偶然にも玄関を出たのが福岡県最接近の時間(05:47:30)と重なった。

 

KIBO宇宙放送局によると、その最接近時の仰角は 58°、ステーションまでの距離 487 km。

 

金色に強く光って見えたのは、地平線下の太陽光を受けていたため(福岡県の日の出時刻は 6:43)。

 

手ぶらで出ていたし、カメラを取りに戻る時間もなかった。