米国 Villanova 大学の天文学・天体物理学の教授 E. Guinan 氏ら研究チームの報告によると、昨年秋からその明るさを減じ続けていたオリオン座のベテルギウスが、今月の第2週に 1.8 等まで暗くなったところで減光が止まり、その後は少しづつ明るさを増してきていると。
<nature.com NEWS 26 February 2020 より転載>
赤外線観測ではベテルギウスの光度は変化していないとのことで、肉眼や可視光観測で明るさが減少していくように見えたのは、放出された塵によって光が遮られたか、表面温度が特異な活動によって低下したためではないかと考えられると。
だとすれば、心配 (期待?) された超新星爆発の兆しではないことになる。
今夜のオリオン座
撮影場所: 自宅2階
カメラ: Panasonic LUMIX DMC-GX7MK2
レンズ: 50mm 単焦点 (35mm フィルム換算) F 1.7
ソフトフィルター使用
22:14 撮影: マニュアルモード、F 1.7、6 sec、ISO 200、50mm (35mm フィルム換算)