フェイスブックという便利なものができてからというもの
こちらでは随分ご無沙汰しております。

カラーズという団体を立ち上げ、その関係で、
別のブログを立ち上げました。

今後とも、よろしくです。

http://colors2015.pupu.jp/
先日の講義の質疑応答の続きです。

質問:四月から幼稚園に行くのですが、どういうことを幼稚園側に伝えればいいですか?

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答え:
一貫した支援を「つなぐ」ことが大切です。
どんなことをやって、どうすれば楽しめたか、
それを「文章」で伝えること。

そのためにサポートブックを作りましょう。

それから得た情報を個別支援計画という形で
「つなぐ」システムが今できてきています。

ありのままの情報を、何度も言わなくていいように
書いておくことが大事だと思います。

そして、できるだけ子どもの良いところ、
興味関心をいっぱい書いて伝えてください。
課題になるようなこと(悪いところ)ばかり伝えて、
それを直そうとばかりしても、楽しくないです。
そんな課題もあるけど、こんないいところもあるねん!
そこをどんどん伸ばしてもらえるような、そんな環境にある子どもは、
今、すごーく笑顔いっぱいです。


先生方との関係なんですけど、相談で、一番残念なのは、
子供がうまくいってるときは、すごく皆さん前向きなんです。
でもうまくいかなくなったときに、
「誰かを責めてしまう」という罠に落ちこんでるんですね。
これってね、残念なんですね。
うまくいかへん時こそ、子供の良いところをもう一度見直して、
前向きな話し合いを是非してください。
これが何よりも大事だと思います。

それから先生とは、出来るだけコミュニケーションをとって下さい。話をしてください。
先日通園の保護者会である先生をお招きし、勉強会をしました。
その質疑応答(感覚トラブル編)です。

ご参考までに…

質問…
コミュニケーションをとるのが難しくて悩んでいます。
物や人にあまり興味がなく、感覚遊びが中心で、ぴょんぴょん飛んだり、
手をくねくねさせて遊んだり、冷たいところを探して寝そべったりして過ごしています。

答え…
ぴょんぴょん飛んだりするのは、みんなが静かにしていなければならないときにやるから困るんです。
みんなが縄跳びしているときに飛んでも何の問題もありません。
だから、TPO,「時間、場所、目的」を考えて、できるだけこれをどこでさせたろかなと考えるのです。
手をくねくねさせる遊びなら、曲をながしてダンスにしてしまえばいいんです。

僕が一番気になるのは、こういう行動をしたら、全員がやめさせようとすること。
そんなことをしても何も変わりません。

こだわってたら、こんなことしてたら、「変やなあ」って親が思ってしまうことが
僕は一番残念やと思うんです。

このこだわりを、この感覚の変わり感を、うまく育てませんか。

それで僕はやってきました。
魚飼って、世界中の魚を集めて、色んな水族館回って。
実際に海に行かせて、ダイビングさせて、色んな事やりました。一緒に。
こんなん自分からはしません。
一緒にやって色々経験させて、その中から好きなものを選ばせたらいいんです。

こんなんを伸ばさないとあかんのです。
これを切り捨てたらダメです。
これを強さととらえてください。