こんにちは!工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
今日紹介するのは、鍋頭のネジなどの頭をドライバーで舐めてしまった時に、ネジの周りを掴んで外す便利工具、スリーピークスのトラスねじプライヤーを紹介します。
特に僕が左手、写真では右側の小さい方を紹介したいと思います。
これ、ご存知の方も多い工具ですが、全長115mmのこの大きさのタイプは、他では無いサイズです。
このトラスねじプライヤーの特徴を少し紹介します。
このプライヤーは、舐めたネジを外側から掴んで回すので、滑らない様に掴み面のギザが縦向きに刻んであるのが特徴です。
又との掴み面の形状は、丸いネジに対して◇になっています。
コレにもちゃんと訳があるんですよ。
丸い物に対して、R面で掴む場合、そのRに合っていればいいですが、サイズが変わると2点で掴む事になります。
でも◇ですと・・・
この様に3点で保持する様になるのです。
ネジの大きさが変わってもこの3点保持は変わりません、ちょっと思い起こして下さい。
ドリルを掴むドリルチャックは3点で掴んでいますよね、サイズ違いの丸い物を掴む場合3点保持が基本なんです。
だから、このトラスねじプライヤーはしっかり掴んでくれるんです。
このスリーピークスはネジのサイズに合わせて4サイズのラインナップがあります。
大きな方も使うと思いますが、僕は、一番小さいプライヤーの方こそあったら助かる人が多いと思います。
一番小さいプライヤーが使えるネジのサイズは、トラスねじはM2、なべ小ネジはM1~M2,6までと小さいネジ用となっています。
小さいネジ程舐め易いですから、舐めて外すのに苦労された方も多いと思います、だからそんな方にこの一番小さいミニトラスねじプライヤーをいざという時の為におすすめしたいです。