本屋で立ち読み | トニーの成幸ブログ

本屋でも「立ち読み禁止」の
張り紙があるところがあれば、
逆に「立ち読みOK」としている
ところもあります。


売れてる本屋って、
不思議と後者の「立ち読みOK」の
本屋なんですね。


不思議と書きましたが、
実はこれは不思議ではなく、
人の心理を利用した真理なのです。


成功の法則でいえば、
「ギブ・アンド・テイク」です。


だから、見返りを求めずに
先に与えることのできる人は、
必ずさらに大きなものが与えられます。


ここで、本屋の立場では無く、
立ち読みをする消費者の立場に立って
考えてみましょう。


立ち読みし、何も買わずに本屋を出た人は
こう思うでしょう。


「お金を出すことなく、タダで読めた!」

そう思い、得した気分になります。


しかし、こういう人は、
その金額分(又はそれ以上の金額)を
失っていることに気づきません。


例えば、駅や街中でお金を落としたり、
財布をスられたり、
交通違反で反則きっぷを切られたり、
思わぬトラブルで出費を強いられることに
なります。


立ち読みで得したことを、
別のところで返さなければ
「テイク・アンド・テイク」となって
しまい、
必ず負の代償を払わされることになります。


凡人は、得したことと、損したことの
因果関係が無いと思いがちですが、
万物は全て繋がっています。


よく、悪いことが続けて起こることを
負の連鎖といいますが、
同じ悪いことばかりが何回も起こりますか?


負の連鎖とは、そうではなく、
様々なことで次々と起こるはずです。


だから「得した!」と喜んでいるようでは
成幸者にはなれません。


「得」を返し、「徳」に繋げることを
意識しましょう。