人生において大切な振る舞いの一つに
「人から受けた恩を忘れない」
ことが挙げられます。
「恩」とは、
親や学校から教わってから分かる、
というものではなく、
自分自身で恩を感じることが肝要です。
人生を一人で送ることはできません。
その時々に受けた恩を忘れることなく、
「いつかは恩返しをする」という生き方こそ
重要なのでしょう。
一方で、受けた恩に関係なく、
全くの別人に無償の恩を送るという
「恩送り」という考え方、
振る舞い方があるのを知っていますか?
自分が両親や知人から受けた恩を
他の誰かに送り、
その恩がまた別の誰かに送られていくというものです。
家庭でも職場でも、このように恩が溢れていれば、
より良い人間関係が築けるでしょう。
「情けは人の為ならず」という諺は、
「人に情けをかけておけば、
巡る巡って自分のところに返って来る」
という意味です。
もし、周囲に困っている人がいたならば、
慈しみの心を持って接し、
そこに喜びを感じられる自分でありたいものです。
今日から慈しみの心を持って、
人に接しましょう。