人は固定概念を持つと、
可能性を狭めてしまうものです。
新しいアイデア、発想は、
自己の固定概念の外にあるものです。
「ユニバーサルデザイン」っていう言葉を
聞いたことがあると思いますが、
ユニバーサルデザインとは、障害の有無や年齢、
性別、人種などにかかわらず、
たくさんの人々が利用しやすいように
製品やサービス、環境をデザインしていくというものです。
例えば公共の場にある水道の蛇口はかつては、
手で捻っていましたが、
近年はセンサー式蛇口が普及しています。
握力の弱い人や手に障害のあるなど、
誰もが無理なく利用することが出来、
衛生面でも実用性が高まっています。
その他にも、車椅子やベビーカーでも
通りやすくするためのスロープから、
文房具に至るまで多様な製品が開発されています。
我々も日常生活の中で、
「無理かもしれない」という思い込みを伏せて、
何かできる方法はないかと考えてみることも
大切です。
そうした視点の中から、
新しいビジネスの発見や、
新製品の開発のヒントが得られるかもしれません。
固定概念を捨て、
多様な視点を持つことが大切ですね。