「心頭滅却すれば火もまた涼し」
という諺があります。
当たり前のことですが、実際に火が涼しいわけがありません。
「無念無想の境地に至れば、火さえも涼しく感じられる」
ということから、
心の持ち方一つで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなる
ことを意味します。
つまり、この言葉の根底には、
「だから気概と意気込みを持って生き抜くことが大切である」
というメッセージが含まれているのです。
それは、単なる思い込みや
やせ我慢というレベルではなく、
本来、人に備わっている難局を突破していくための
「覚悟」という潜在力を指しています。
「いかなる事態であっても何とかする。
絶対に良くなる。 大丈夫だ」
という分かりやすい覚悟と強い信念で、
難局を切り抜けることが重要だということです。
新型コロナウイルスによって、
不確実で不安定な時だからこそ、
希望を持つことが大切です。
強い心構えと勇気をもって、
どんな困難も切り開いていきましょう。
「為せば成る」です。