新型コロナウイルスが流行してから、
その感染リスクを避けるため、
人と会わない風潮が常態化されてきました。
リモートワークやオンライン飲み会など、
直接会わないコミュニケーションが
良しとされています。
さらに「コロナが日常生活を変え、
新たな価値観が生み出され、
人間社会の常識が変わりつつある」
と、言われるようになりましたね。
確かにその通りだと思います。
しかし、人と人とのコミュニケーション
においては、変わってはいけないものも
あります。
それは、「会う」ことの大切さ。
実は、会うリスクより
会わないリスクの方が大きいのです。
東日本大震災の時、
東北にお住まいの多くの人が
家を失くし、家族を亡くしましたが、
岩手、宮城の仮設住宅だけでも
独り住まいだった方、
155人が孤独死をしています。
アメリカでも定年退職後、社会と離れ、
趣味や家族・友人の無い、5人に4人は
リタイヤしてから5年以内に亡くなっている
というデータも出ています。
人は誰でも周りの人から
エネルギーをもらって生きているのですね。
会うこと、そして人とのふれあいを
大切にしましょう。