成功しているからといって全てが成幸者ではない | トニーの成幸ブログ

大きな偉業を成し遂げ、世界中でその名が知れた

ビジネス成功者っていますよね。

 

 

もちろん、大金持ちですから多くの人から羨ましいがられますし、

尊敬もされます。

 

 

スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、ウォーレンバフェットなど等、

名前を上げればきりがないほど

世界中に成功者と呼ばれる人たちがいます。

 

 

しかし、そのすべての人が幸せな成功者(成幸者)

とは限りません。

 

 

ご存命の人を例に出すのは、

まだ先があり適切ではないため、

スティーブ・ジョブスの例を上げましょう。

 

 

彼は、若いころはヒッピーのような生活をし、

ドラッグなどの違法薬物もやり、

最初の頃のビジネスは、電話料金を違法に無料で掛けられる、

闇売買されるようなシステムを売っては儲けていた。

 

 

そして、ベジタリアンは風呂に入らなくても体臭はないと信じ、

周りの多くの人に不快な思いをさせても平気な顔。

 

 

他人の迷惑など考えず、我が道を行くという感じでした。

 

 

その後、アップル社を追い出された時には、

半年もの長い期間、家に籠って好きな音楽を大音量で聴き過ごすという

奇行を繰り返していた。

 

 

あの、20世紀最大の大富豪、アビエーターの映画にもなった

ハワード・ヒューズと似たところがありますね。

 

 

そして、彼は2011年に56歳という若さでこの世を去りました。

 

 

彼は、間違いなく成功者です。

 

 

では、成幸者かというと、そうではない。

 

 

今までの行動を見ていると、

彼が世界中を驚かすような製品を世に出したのは、

人々の幸せのためではなく、

自分の成し遂げたい野望のためだと言った方が近いかもしれません。

 

 

他人を踏み台にしてまで、自分は成功したいと

思ったかどうかは定かではありませんが、

自分のやりたいことを成し遂げたという満足感はあったとしても

幸福感はなかったと思います。

 

 

やはり、偉人と言えども必ずしも

幸せな成功者とは言えないのですね。

 

 

ちなみに、誤解のないように言っておきますが、

私はスティーブが嫌いなわけではありません。

 

 

事実、私はパソコンやiPhone、iPadをはじめ、

多くの製品を使うAppleユーザーであり、

その偉業にはリスペクトしています。