「こんな~♪はずでは~~無かぁたよね~♪」。
昔のアイドルの、古い歌の出だしの部分ですが、
皆さんも悔やんだことは、今までに何度もあるでしょう。
→思わぬ電車遅延で、約束の時間に遅れた。
→何度もチェックしたのに、提出した書類にミスを指摘された。
→慣れた作業なのに、つい気を抜いて怪我をした。
こんな失敗談は身近でよく聞きます。
「こんなはず」の「はず(筈)」とは、
矢の端にある弓の弦を当てるところです。
この「はず(筈)」が、弦にピタリと合ってこそ矢が使えます。
「はず(筈)」が合っていないまま弓を引けば、
きちんと弓は飛びません。
「はず(筈)」の合わない弓のように、
準備万端に整えたつもりでも、
その確認が十分されていないまま進めれば、
予期せぬ悪い結果が生じることもあるでしょう。
仕事でも何でもそうですが、
十分な確認や「こうなるはず」という思い込みは、
危険なことです。
場合によっては、取り返しのつかないことを招きかねませんので、
整えるべき手筈に抜かりが無いようにしなければいけませんね。
何事も緊張感を持ち、慎重に臨みましょう。