メンターとして心掛けていること | トニーの成幸ブログ

私が本を書き、

セミナーをするようになってから

7年が経ちますが、

いつも意識していることは、

 

「どう教えたらその人は

変われるのだろうか?」

 

という事です。

 

 

もちろん、変わりたい(成幸したい)と思って

自発的に学びに来る人達ですから、

そういう意味ではハードルが低いのですが、

 

それでも変われる人と変われない人が

出てきます。

 

 

その違いはある傾向があります。

 

 

その一つが、

「先生に変えてもらう」という

受動意識なのか、

 

それとも「変わるんだ」という

能動意識なのかの違い。

 

 

イギリスのことわざに、

 

「馬を水辺につれていけても、

水を飲ませることはできない」

 

という言葉があります。

 

 

これは、

 

「馬が水を飲むかどうかは馬次第」

なのと同様に、

「他人に対して機会を与えることは

できても、

行動するかどうかは本人次第」

という意味ですが、

 

大切な一歩を踏み出し、

続けられるためのヤル気スイッチは、

残念ながらどんな人も自分自身でしか

入れることが出来ないのです。

 

 

講師やメンターが、その人のスイッチを

入れられればよいのですが、

師が出来ることは、

自らスイッチを入れるように

仕向けることだけ。

 

 

そのために手を変え品を変え、

様々な方法で導こうとするわけですが、

どんな言葉が響くのかも、

その人によって違ってくるのです。

 

 

意外な言葉に反応する事もしばしば。

 

 

だから、出来るだけ多くの機会を持つことに

心掛けています。

 

 

その方が変われる機会に巡り合う

確率が上がりますからね。

 

 

学ぶ立場の人も同じ。

 

 

出来るだけ学ぶ機会を増やして下さいね。