尾崎将司に学ぶ | トニーの成幸ブログ

男は3人兄弟の長男として

徳島県に生まれる。

 


子供の頃から体が大きく、

身体能力が高かったため、

周りから勧められて野球を始める。

 


高校野球では、

春の選抜に投手として出場し、

チームを初出場初優勝に導く。

 

 

夏の甲子園では、惜しくも決勝で破れ、

準優勝投手に。

 

 

プロ野球のドラフト会議で指名され、

プロ野球選手になる。

 

 

1年目から一軍に上がり、

その年の9月には初先発を果たす。

 

 

しかし、本人は野球が好きでは無かった。

 

 

周りから勧められて始めた野球も

ストレスでしかなかった。

 


幸い、先発投手は

毎回ベンチに入ることがないので、

チームに黙ってゴルフばかりを

していた。

 


ある時、そのことがコーチにばれて、

こっ酷く叱られる。

 

 

男には「ゴルフ禁止令」が出されたが、

それでも止められず、

陰でゴルフを続けた。

 

 

投手としての成績も次第に落ちていき、

コーチから遂に野手転向を命じられる。

 

 

「毎日ベンチ入りしなければならない

野手じゃ、ゴルフが出来ない」

 

 

男は悩んだ結果、

チームを退団する決意をする。

 


球団からは、

 

「高い契約金をもらいながら

やめるのは契約違反だ、金を返せ」

 

と怒鳴られたらしいが、

意思は変わらず。

 

 

ついに球団も認め、任意引退となった。

 

 

20歳の若さでの引退であった。

 

 

その後、プロゴルファーを目指し、

ゴルフ場で働きながらプロを目指した。

 

 

その3年後にプロテストに合格。

 


遂にプロゴルファーへの転身を遂げた。

 

 

プロ転向の翌年、メジャー大会である
日本プロゴルフ選手権で初優勝。

 

 

その後は破竹の快進撃で、

日本ゴルフ界のトップに登りつめる。

 

 

彼の名前は、「ジャンボ尾崎」こと、

尾崎将司。

 

 

70歳を超えた今も現役にこだわり、
若い選手に混じって

レギュラートーナメントでプレーを

続けている。

 

 

彼の持つ、通算優勝回数113回は、
世界プロツアー最多記録であり、

 

2010年に世界ゴルフ殿堂入りを

はたしている。

 

 

また、2人の弟達も

プロゴルファーとして、

日本プロゴルフトーナメントで

それぞれ賞金王に輝いている。

 


よく、「好きこそ物の上手なれ」

と言いますが、

本当にその通りだと思います。

 

 

好きなことは辛い時も苦にならないし、

試練を乗り越えていける。

 

 

あなたは既に自分にとっての「好き」

を見つけましたか?

 

 

まだだという人は、

早く見つけて下さい。

 

 

そのためにもまず、

新しい事にチャレンジすることですね。

 

 

「こんな仕事が儲かる」とか、

「この仕事はラクできそうだ」

で“好き”を決めてはいけません。

 

 

自分の魂が欲するものを

見つけて下さいね。

 

 

良い週末をお過ごしください。