世界が混沌としている中、
日本も消費税が上がり、
ますます貧富の差が
広がってきつつあります。
昔のように、“一億総中流社会”
ではなくなり、二極化が進んできます。
人間は生まれてから死ぬまで、
何かにぶら下がって生きています。
生まれた時は、
自分で生きていけないため、
親にぶら下がって生きていきます。
そして、その親に「一生懸命勉強して、
いい大学に入り、
いい会社に就職出来れば一生安泰よ」
と言われて頑張って勉強して
就職出来ると、
今度は会社にぶら下がることになる。
そして、定年後は年金生活で、
国にぶら下がることになるのです。
しかし、これからの時代、
本当に会社にぶら下がって
いけるのでしょうか？
リストラ無く、定年まで
働ける保証はあるのでしょうか？
また、運良く定年まで働けたとしても、
年金生活で国にぶら下がれるのでしょうか？
親には従来通り、
ある程度ぶら下がれたとしても、
会社や国にぶら下がれる事は
かなり厳しいでしょう。
それは説明しなくても、
もう皆さんも感じているはずです。
特にこれからの時代、
人生で必要となる力とは、
選択能力と責任能力です。
つまり、ぶら下がらなくても
生きていける力です。
サラリーマンの人に、
「会社を辞めて起業しなさい」
と言っているわけではありません。
自分の強みを見つけ、
持っている経験やスキルを
磨きなさいということ。
勤めている人は、
会社に大きな貢献をもたらす
秀でたスキルを持っていれば、
あなたをクビにはしないでしょう。
また、独立して会社経営や
自営業者の人は、
自らの強みに集中することで、
お金を生み出していけるでしょう。
これからの二極化時代に、
負け組となる人とは、
「そんなこと分かっているけど、
本当にそうなったら考える」
と、のんきに言っている人です。
残念ながら、
その時考えてもどうにもなりません。
遅すぎるのです。
自己選択による自己責任の習慣を
少しでも早く、
身につけて下さいね。