臨機応変な対応って大切ですね。
成功する人の共通点として、
「フレキシブルに対応する柔軟性」がありますが、
仕事においても、日常生活においても、
この”フレキシビリティ”が求められるシーンは
結構あるものです。
最近、友人から聞いた話で、
とても深イイ話がありましたので
今日はご紹介させて頂きます。
ある女性が母の七回忌で、
飛行機で帰省した時のことです。
遺影を風呂敷に包み、
膝に抱えて離陸時間を待っていた時、
客室乗務員より、
「こちらの手荷物を上の棚に
入れてもよろしいでしょうか」
と伝えられたそうです。
彼女は「棚には入れたくありません」
と伝えると、その客室乗務員は、
「恐れ入りますが、
離陸の際は足元へ収納して頂けますか」
と、再度のお願いを。
彼女は「遺影なので足元に置きたくなくて・・・」
と答えたところ、事情を察したのか、
客室乗務員は表情を一変させ、
「大変失礼なお願いをして申し訳ございませんでした」
と頭を下げたそうです。
さらに「この度はお悔やみ申し上げます。
もしよろしければ、隣の席が空いていますので
『お客様』にも座席に座って頂けませんでしょうか」と、
遺影を『お客様」と呼んで、彼女の隣に座らせてくれたのです。
一連の客室乗務員の対応に感動した彼女は、
一時間半のフライトが、
亡き母と二人旅をしているような気持ちで、
温かさに包まれたものになったそうです。
時には柔軟な対応をすることで、
感動や成幸を呼ぶということですね。
相手の心に寄り添い、
柔軟な対応を意識しましょう。