「食」を考える | トニーの成幸ブログ

最近、飲食店やスーパー、またテレビCMなどで

健康に配慮した商品をよく見かけるようになりました。

 

その一方で、そうした風潮の反動でしょうか、

過剰なほどに高カロリーで高脂質の料理も

話題になります。

 

これらの料理を「食べると太る」と分かっていても、

無性に食欲をそそられる背徳感から、

「悪魔飯」などと呼ばれます。

 

そんな食の嗜好が多様化する中、

大切にし、守りたいこともあります。

 

それは、「誰かと一緒に食べる」ことです。

 

猿やゴリラといった類人猿は、

仲間と一緒に食べることをしないそうです。

 

つまり、食べ物を分配し、

一緒に食べることは人類特有の能力だそうです。

 

人類の祖先は、美味しいものを分かち合い、

一緒に食べるという経験を共有することで、

共感能力や信頼関係を築いてきた歴史があります。

 

毎日繰り返す「食」を考える時、

何を食べるかはもちろん大切ですが、

「誰とどのように食べるか」も関心を向けたいですね。

 

誰かと一緒に食べる時間も大切にしましょう。