事の済んだ後の処置を「後始末」といいますね。
最近、テレビや書籍でもテーマとして
取り上げられているのをよく目にしますが、
裏を返せば、多くの人が苦手意識を持っていて
なかなか後始末が出来ていないからこそ、
注目されているのではないでしょうか。
「定位置を決め、使用後はすぐに元に戻す」
などのノウハウもさることながら、
物への感謝は、後始末への苦手意識を
克服する有効な方法といえます。
物が無ければ我々の生活が成り立たないことは
明白です。
そこに思い至れば、
「この物があったからこそ、仕事が片付いた」
と感謝の心が湧いてきます。
そうなると、粗末な扱いも出来なくなりますね。
我々が寝床で疲れを癒すように、
後始末をして、物を元の位置に戻して
休んでもらうことは、感謝を形に表す
行為といえるでしょう。
人と接するがごとく、物への感謝を深め、
いたわりの心を持ちたいですね。
感謝の心で後始末をしましょう!