ギブ・アンド・ギブ | トニーの成幸ブログ

相手に利益を与え、

自分も相手から利益を得ることを

「ギブ・アンド・テイク」といいますね。

 

ここで大切なのは、

最初に自分から見返りを期待することなく

与えること。

 

相手から与えてもらった後に

自分が与えるのは、

「お返し」であり、

ギブ・アンド・テイクとは言いません。

 

しいて言うなれば、

「テイク・アンド・ギブ」ですね。

 

しかし、このギブ・アンド・テイクの精神も、

どこかで見返りを期待してしまうと

人間関係が悪くなることになります。

 

例えば、夫婦共働きのカップルの夫が

「ギブ・アンド・テイク」の話を聞き、

積極的に自分が家事をするようになると

疲労とストレスの蓄積とともに

こう考えるようになります。

 

「自分ばかりが頑張っていて、

不公平ではないか?」

 

こうなると、

不満がどんどん溜まってきます。

 

そして、そんな愚痴を

職場の先輩などにこぼしてしまう。

 

これでは、本末転倒で、

成幸から遠ざかっていくばかりです。

 

こういう人は、「ギブ・アンド・テイク」

と考えるのではなく、

さらに成幸を卓越した成幸者の習慣、

『ギブ・アンド・ギブ』

の精神でやってみるといいですね。

 

つまり、最初から相手を思いやる

気持ちのみで、与え続ける。

 

見返りを一切求めないことです。

 

こういうことを実践してみると、

ギブ・アンド・テイクと同じベネフィットが

得られることになります。

 

つまり、まわりまわって、

他方から(与えた以上の大きな)見返りが

舞い込んでくるという事ですね。

 

”人の喜びは我が喜び”と心得、

損得無しの精神で与えてみましょう。