ジム・キャリーに学ぶ | トニーの成幸ブログ

男はカナダに生まれる。

 

幼年期は父親が失業し、
貧乏暮らしが続いた。

 

家は無く、親戚の庭先を借りて
キャンピングカー暮らし。

 

小学校の時、担任の教師に
『一生懸命お祈りすれば、
マリア様が望みをかなえてくれます』
と言われ、
それを信じて毎日欲しいものを願った。

 

「自転車が手に入りますように」

 

貧乏で自転車など買ってもらえなかったので、
毎日祈った。

 

お祈りして二週間後、
テレビ番組のプレゼント抽選に
友人と一緒に応募したところ、
自転車が当たった。

 

その頃から、「夢は願えば必ず叶う」と知る。

その後、母親がうつ病で寝込む日々に。

 

そんな母を励まそうと、カマキリのマネや
奇妙な踊りで、母の喜びそうなことは何でもした。

 

「辛い生活でも面白いことが出来れば
人は笑ってくれる」

 

彼の将来の夢はコメディアンになること。

 

しかし、高校に入ると、
持病のADHDや失語症もあって
授業についていけず中退。

 

しかたなく、地元の工場で働くことに。

 

それでも夢は必ず叶うと信じ、
19歳でアメリカへ。

 

そこで夢だった、コメディアンを目指すも
上手くいかず、自分もうつ病に悩まされる。

 

23歳の時、ハリウッドへ向かう。

 

ある日、彼は心が折れ、落ち込んだ時に、
ハリウッドの丘からロサンゼルスを見下ろし、
いつか必ず成功することを誓う。

 

そこで、自分宛ての小切手を書き、
財布に忍ばせた。

 

書いた金額は1000万ドル(10億円)。
10年の有効期限とした。

 

そして、コツコツとわき役で
テレビ番組に出演し続けた。

 

ある日、柔軟性のある体と
顔をフルに使っての演技が受け、
コメディー映画の主役に抜擢。

 

映画は大ヒットし、
1000万ドルのギャラを手にする大スターに。

 

彼は一躍、
世界的なハリウッドスターとなった。

 

彼の名前は、ジム・キャリー。
出世作となった映画は『マスク』。

 

その後、多くの映画にも出演。


現在、1億5000万ドルの資産を築き、
ミャンマーの民主化支援活動を
行っている。


『夢は必ず叶う』

 

そう信じて、自分宛ての小切手を
書いてみてはどうだろうか?

 

良い週末をお過ごし下さい。