長く生き残る会社とは? | トニーの成幸ブログ

起業して会社を立ち上げる人は

年々増えていますが、

1年以上もつ会社は60%程度です。

 

これが、5年になると18%程度で、

10年続けられる会社は67%程度。

 

つまり、5年生存できる会社は

10社のうち2社にも満たないし、

これが10年ともなると1社にも満たない。

 

それほど事業を継続することは

難しいのですが、

 

めでたく10年以上継続する会社には

いくつかの共通点があります。

 

一つ目は、事業の本質を見失ってない事。

 

事業の本質は「金儲け」ではなく、

「顧客満足」であり、「顧客感動」です。

 

その事業活動の結果、

収益が得られると考えるのです。

 

2つ目は、コミュニケーションが

しっかり出来る体質になっている事。

 

“ホウレンソウ(報告、連絡、相談)”は

もちろんのこと、メールなどの

オンラインコミュニケーションに頼らず、

オフで会話をする体質になっていること。

 

人間は勝手なもので、会って話をしないと

微妙なニュアンスや感情が伝わらないので

勘違いをして思い込んでしまいます。

 

「あの人からのメール文、

もしかして怒っているのかな?」

 

そう思ってしまうと、

何だか会っても目を合わせづらくなり、

関係がギクシャクしていきます。

 

社員のベクトルが合わないと

なかなか業績も上がらず、

そのうち没落していきます。

 

3つ目は、変化に対応出来る

組織体制をとっているというという事。

 

21世紀に入り、

世の中は大きな変換期に入っています。

 

ビジネスしかり、地震や台風などの

天変地異も想定外のことが起こり、

時代の移り変わりも早くなっています。

 

自社のビジネスが時代に合わない事を

早く気付けば没落する前に

事業転換出来ます。

 

駅前のシャッター通りのを見ても

わかる通り、早く対策を打てば

次世代まで生き残っていけます。

 

例えば富士フィルムは、

カメラがデジタル化されるのを

早めに気づき、化粧品やアンチエイジング

ビジネスにシフトしたおかげで

生き残っていますね。

 

これから独立起業を考えている人は

ぜひ参考にして下さい。