損得勘定 | トニーの成幸ブログ

多くの人は、“損得”で物事を判断し、

そして行動します。

 

「この人と付き合うと

おごってもらえるので得だ」

 

「こんな仕事して損した」

 

この世の中に、損も得もありません。

 

損したようでも、

別の機会で大きな得をしますし、

 

得したようでも、その後、損が続き、

結局大損をした、という事があります。

 

だから、「得」で選ぶより、

「徳」で選んだ方が良いのです。

 

「徳」とは何でしょうか?

 

日本、東洋において

人物や修養を考えるとき、

「徳」という概念がしばしば登場します。

 

「あの人は徳がある」

「不徳の致すところ」

 

といった表現が自然に使われます。

 

「徳」とは、欲望や邪念の無い、

“自利利他”の精神で行動する事で得られる

利得とでもいいましょうか、

 

とにかく、損得勘定で得られるものより

壮大な恩恵のことです。

 

少し難しい話ですが、

要は、いちいち得した損したで

一喜一憂するなということです。