苦悩と喜び | トニーの成幸ブログ

仏教では、この世の苦悩として逃げられないものとは、「生まれること」「老いること」「病になること」「死ぬこと」だと説いています。


これを生老病死(しょうろうびょうし)と呼んでいますが、どんな人間も必ず苦しみを抱えていることになります。


そう、苦しみとは特別なものではない。


では人間は苦しむ為に生まれてきたのか

というと、そうではありません。


苦しみごと以上に、

喜びごとが多くあることが前提で

人は生まれてきます。


でも多くの人は、

日常の平穏な幸せを喜びと感じず、

自ら辛いことを増やすような

思考や行動を繰り返すので、

“人生は辛いことばかり”と

感じてしまうのでしょう。


例えば、他人が自分のことを

分かってくれないことを嘆いたり、

自分の思い通りに事が運ばないことに

腹を立てたり、辛いと思ったりする。


世の中には自分でコントロール出来ない

ことはたくさんあります。


そんなことに目を向けず、

自分の行動で変わる可能性のあるもの、

コントロール出来るものに

意識を向けた方が、

人生は好転するものです。


自分の人生を、

苦悩より喜びの方を多くするのは、

自分次第。


そう心得て、人生を楽しみたいですね。