「感謝」の反対は何になるのでしょう?
それは、「当たり前の心」
感謝する時の「有難う」という言葉自体、当たり前じゃないって意味ですからね。
「有る」ことが「難しい」で「有難い」なので、当たり前にあることじゃないから「有難う」になります。
「提灯を借りた恩は知れども天道の恩は忘れる」という諺があります。
闇夜に迷っている時に借りた提灯のありがたさは、いつまでも忘れないが、同じく光を与えてくれ太陽の恵みは、(あまりに大きいので)かえってその恩義を忘れてしまうという意味ですね。
成幸者となり、ものに恵まれて生活環境も充実してくると、どうしても「当たり前」になってしまい、ありがたさを忘れてしまいます。
成幸者になろうが、その途上にある身だろうが、常に感謝の気持ちを忘れないでいたいですね。