誰にでも、忘れてしまいたいような失敗はあるものです。
失敗をきれいさっぱり忘れられれば、確かに気持ちは楽になるでしょう。
その一方で、失敗から学び、大事な教訓として活かすことも出来るのです。
江戸幕府をひらいた徳川家康は、三方ヶ原の合戦で武田信玄に散々打ちのめされ、恐怖のあまり、脱糞しながら敗走した話は有名ですね。
彼は、この敗戦を肝に銘ずるために、己のみじめな姿を絵師に書かせ、その絵を身近において慢心を自戒したそうです。
失敗は誰にとっても苦い経験。
しかし、眼を背けずに真正面から受け止めることも大事です。
自己成長の糧とするとき、失敗は一変して輝く宝になるものです。