ここ一番の踏ん張りどころ | トニーの成幸ブログ

ロスチャイルドが来日し、ゴルフをご一緒する時は、あの和食の達人と呼ばれる道場六三郎さんが料理を作ってくれています。


それも、プレー日の数日前からゴルフ場の宿泊施設に泊まり、料理の仕込みをしてくださいますが、そんな彼は一流についてこんなことを語っています。


「人生は『ここ一番』という踏ん張りどころが何度かある。どんな分野でも一流と呼ばれるには『ここ一番』という局面で踏ん張ることが出来る人だね。」


彼は料理の修業時代には、板長からひどい嫌がらせを受けたり、罵声を浴びせられたり、時には料理をひっくり返され、「もう辞めよう」と真剣に考えたことがあったそうです。


しかし、ここが踏ん張りどころだと思い直し、どうやっても、もうこれ以上は出来ないというくらいまで仕事をこなしたそうです。


「あの時頑張れたから今がある」という思いが、冒頭の深い発言に繋がっているのですね。


壁にぶつかったということは、人生の岐路に立たされているということ。


こんな、「ここ一番」の時に逃げずに受け止めることができたなら、自分らしい成幸はすでに確約されたも同然です。