先日、アメリカのグランドキャニオンを命綱なして綱渡りをした人がいましたね。
それもテレビで生中継ということで話題となりました。
彼は、約457mの高さから約381mの距離を見事渡りきった。
どちらかというと、渡る本人より見ている方がヒヤヒヤしましたね。
この時、彼の胸に取り付けられたカメラが真下の谷底を撮していました。
その映像を見て恐怖心を抱かなかった人はいないと思います。
もちろん、渡っている本人も下を見たら恐怖心を抱く。だから下は絶対に見ない。
人生もこれによく似たところがあります。
人はどうしても未来に起こり得る不確定なものに恐怖を抱き、あたかもその恐怖が現実化したような錯覚をする。
だから多くの人は、足がすくんで勇気を持って前進することができない。
この綱渡りの成功者も人生の成幸者も同じ。
真下の恐怖を見ずに、その先にある栄光を見据えて一歩一歩進んでいく。
「お化けが出るから怖~い」と言って夜にお墓に行けないのと同じ。
お化けが出てもいないのに勝手にお化けが出ると思い込んでしまう。
人生においてもそんなにお化けに遭遇することはありませんから、出る前から決めつけず、成幸に向かってチャレンジしましょうね。
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