I want to lose 5 more kilos 2 | Every day is a good day to going out!

Every day is a good day to going out!

わけあって、親にならない人生を選択した僕。そしてそんな僕と一緒に暮らす、やはり親にならない事を選択した彼女との「お出かけ日和な毎日」を心赴くままに書き記そうと思っています。

 

 健康診断の時期がやって参りました。

 

 診断の問診票にて去年の体重をチェックしてみたところ、…な、なんと71キロもあった事が判明しました。

 

 

 ちなみに視力が低下しているのは決して加齢のためではなく、あくまでも読書をし過ぎたためです。また聴力が左右ともに低下しているのは、決して加齢のためではなく、あくまでも元ロッカーだったためです。

 

 なお、ゴールデンウィーク前の体重がこれだった↓わけですから、

 

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 …ほぼ10キロも落ちたという事に相成るわけです。「ヘッヘッ、オレってどうよ! スゲェだろ!」、とブログをアップしたくなるのも当然、というわけです。

 

 この一年、食べる量を減らし、良く噛む事を心がけてきた結果がこれです。会社の食堂でも、僕よりも後に入ってきた人が、先に食べ終わって退室するという「逆転現象」をチラホラ見かけるぐらい、それはそれはよく噛む事を心がけてきました。また食堂のおばちゃんも、もうわざわざ言わなくてもご飯を少なく盛ってくれるようにもなりました。

 

 12月に、いわゆる「567」に罹患してしまい、結果一時的に59キロまで落ちたという怪我の功名があったとはいえ、やはり努力は無駄ではなかったのです。更なる肉体改造の一環として、筋トレ&骨盤矯正のストレッチも始めたため、もしかしたら身長も少〜しは伸びているかも知れません(幸か不幸かO脚ではないため、脚の伸び代に関しては正直あまり期待していません)。この歳で次の健康診断が楽しみで仕方がないだなんて、これまたなんという「逆転現象」なのでしょう。

 

 なお、よく噛んで食べるという事に関して、今回もう少しだけ言及したいと考えている次第です。

 

 

 それはまだ嘘価学会の活動をしていた頃の事でした。それはそれはせっかちな人がいて、「よく噛まない」のはもちろん、「人の話を最後までよく聞かずにすぐに口を挟む」人がいました。

 

 …まず初めに、なぜこのような記事を書くのかについて言及しようと思います。「よく噛まない」と「よく聞かない」は、全く同じ問題だと僕は常々そう考えているのです。彼のような食べ方では、例えばサラダの上のトウモロコシなど、下品なのは承知であえてこう書きますが、おそらくそのままの形で「下」から出てきてしまうのではないのかとさえ思えてきて仕方がないのです。そう、食事はもっとエレガントに、そして優雅に摂るべきなのです。

 

 

 
 ↑こんな食べ方でその食品の栄養素が、自分の血となり肉となるわけがないのです。これは、「人の言い分を最後まで聞かずにすぐに口を挟む」という行為にも当てはまります。そんな事で相手が何を考えているのかなんて分かるわけがないのです、…つまり、相手の考えている事という「情報」が、自分の血となり肉となるわけがないのです。
 
 …さて、長くなりましたが、いよいよここから今回のブログにて本当に書きたかった事を書こうかと思います。物事には順序があるのです、…足し算・引き算・かけ算・わり算、きちんと順序があるのです。そしてその順序を無視したら、分かる物さえ分からなくなるのです。一見長く遠回りのように見えるかも知れませんが、きちんと順序を守った方が、結果理解も早くなるのです。その上で以下の話をさせて頂きます。
 
 …これはそのせっかちな嘘価学会の人と食事に行った時の事でした。あっという間に平らげてしまったその人は、その時まだ食べていた僕に対し、「なあ、早よ食えや、早よ食えや」と急かし始めたのでした。ちょうどその時、ウエイトレスの方が水を持ってきてくれたので、僕は、「ありがとうございます」と礼を言いました。するとそのウェイトレスの方も、ニッコリと微笑んだ後、女性ならではのたいへん美しい声でこう返事をしてくれたのでした。
「ごゆっくりどうぞ」
「なあ、早よ食えや」
 これには流石にイラッとしてしまいました。
「なんでそんなに急かすんですか?」
「だって、早よ食った方が次の目的地にも早よ行けるやろ」
 それを聞いた瞬間、僕は即座にこう思いました。
「もし俺が女だったなら、この人との二回目のデートはないだろうな」、と。当然です。身も蓋もない話で恐縮ですが、大人の男女が食事の後に行く場所と言ったら普通はラブホです。BOΦWYのブルーバケーションという曲に、「乾いてるのにいれないで」という歌詞がありましたが、それと同じ事になるのは明白です。そんな男と夜を共に過ごしたいと思う女が一体どこにいると言うのでしょう?(そういえば、魔法少女まどか☆マギカで巴マミが言っていましたね。"女の子を急かす男子は嫌われるぞ"、と)。僕がそういう意味の話をしようとしたところ、その人は最後まで聞かずにこう言って口を挟んできたのでした。
「なんで女の話をしている最中にBOΦWYの話が出てくるんや?」
 どうでしょう? 「よく噛まない」と「よく聞かない」という事が、これでよく似ているという事がご理解頂けたのではないでしょうか? 順序を無視したら分かる物も分からなくなるというお話がご理解頂けたのではないのでしょうか?
 なおこの人は、僕が最後の一口をフォークで口に入れた瞬間、いきなりこう言って立ち上がったのでした。
「ほなもう行くで」
 僕がまだ最後の一口をモグモグと咀嚼している真っ最中にこれなわけですから、男としてはもちろん、人としても終わっていると言えるでしょう。
 
 そんなに急いでどこへ行こうと言うのでしょう。よく噛まずに食べていた人が、腸閉塞で命を落としたという事例だって事実あるのです。あの人がすぐに行きたいと望んでいた次の目的地とは、この地球上のどこかではなく、実は「あの世」なのでしょうか? これこそが、まさに究極の「逆転現象」と言えるのではないのでしょうか?