何かを得るには大切なものを捨てる | ぼっちの独り言

ぼっちの独り言

大阪に住んでる21歳男子大学生。
ぼっち!

※感情のまま書いたので、重複箇所がありますしめっちゃ読みにくいです。あと完全に僕の恋愛事情なので興味ない人は知りません!



結論から書くと好きだった人を捨てました。


簡単に要約しますと


・10ヶ月前に男が無理になった、だから今女の子と付き合ってるからもう連絡取らないで欲しい、と言われ振られる。

・ようやく忘れかけてきた先月、教えてもいないのにInstagramにDMが来る。理由は【彼女に振られて急に寂しくなったから】

・僕はそんな無茶苦茶な彼女でも好きだから、会話している。


こんなところです。自分で言うのもなんですが物凄い自分勝手な女性です。




無茶苦茶な人です。でも僕にとって彼女は特別な人で、僕を頼って来てくれたわけですから心底嬉しかったし正直舞い上がっていました。そう、昨日までは。




ここで僕について軽く説明しますが、僕は今小さいですが友人と会社をやっています。来年からは2人で住みながら頑張るため、今住んでいる大阪から東京に行くんですよ。そしてその女の子は兵庫に住んでいて、離れ離れになってしまいます。


そこで僕は思ったんです。彼女に特別な人だと宣告した以上、僕はその言葉の責任を取る必要があります。なので彼女が少しでも僕を必要としてくれるのであれば、友達に土下座をしてでも、兵庫で仕事を探し彼女の近くに居ようと思いました。



彼女にも真剣に考えて欲しいため電話をして、全て伝えました。全てを書くと長くなるので、箇条書き形式にしますね。以下はやり取りの抜粋です。



・君にとって俺はどういう存在なの?ただの都合のいい人?

→正直に言うと、連絡した当時は寂しさを紛らわしてくれると思ったから。でも今は学校も始まって、友人といる時間が多いから寂しくない。だから〇〇(僕)くんの優先順位は正直低い。


君の人生に俺はもう必要ない?

→うん…


・俺はいわゆる会社に就職して、ある程度安定した人生じゃなくてとてもリスクがある生き方を選択した。野垂れ死ぬかもしれない。だから、いくら君が特別とは言え君が俺を必要としてないなら、これ以上執着していられない。そこはもうケジメをつける。それでもいい?

→いいよ。今の私は誰とも付き合いたくない。だから会社頑張って。



とまあこんな感じです。僕は心の底から好きでした。尊敬もしていました。しかし蓋を開けてみれば、僕はただの寂しさを埋めるために使われていたのです。そしてあなたもう私に必要ない、とまで言われました。わかっていたはずなのに、頭では理解していたはずなのに、好きと言う感情が暴走しその事実から目を背けてしまっていたのです。



いくら好きな人とは言え、これ以上固執するのは共にやっている友人に対しても失礼です。



ちなみにこの話を友人にしたら


「お前の人生やからお前が決めろ。どう転んでも俺は尊重する。でもその女の子がお前を必要としてないなら、諦めたほうがええ。お前のためにならん。」


一瞬の寂しさを紛らすためだけに、10ヶ月前に振った男に連絡を取り、自分が楽しくなったら必要としない。


そんな人と、幼少期から苦楽を共にして来た友人を一瞬でも天秤にかけた自分がとても恥ずかしく、愚かに思いました。僕は彼女を特別な人と言いくるめ、逃げていただけだったのです。


そして僕は彼女にこう言いました。


「俺を必要としていなくて、一瞬の穴埋めくらいしか考えてない人とはもう関われない。俺が就職し比較的安定した生活を選んでいたなら、それでも君を待つことができた。でもそうじゃないから。いつ野垂れ死ぬかわからない状況に身を置く。俺は今決断しないといけない。」


心の底から好きで救われた人を、傷つけられても好きでいたいと思った人を今度は自らブロックしました。




僕もまた自分勝手で、弱い存在です。もう二度と話せない人から連絡が来て、浮足立っていました。そして彼女を特別だの、傷つけられてもいいだのと言い訳や逃げ道を作り、彼女の近くに居ようとしました。全ては僕の「甘さ】が招いたことです。



しかし彼女に必要ない、と言われた時に覚悟が決まりました。




何かを得るには大切なものを捨てないといけない。




僕の場合それが彼女でした。何かを得ようとする時、全てを得ようとしてはいけません。必ず何かを捨てないといけないのです。全てを得ようとすると全てを失います。僕はそれを痛いほど実感しました。


でも僕は彼女を悪く言いたくはないですし、電話の時でも決して悪くは言いませんでした。たしかに自分勝手なのでしょう、わがままなのでしょう。しかしその人を好きになったのは他でもない僕自身です。そしてそれくらいはわかっていたんです。目を背けていた僕が悪いんですから。



そして彼女からは出会ってからの期間、いい意味でも悪い意味でもたくさんのことを学びました。



・正直でいることの大切さ。

・気遣い。

・好きな人と会話する楽しさ。

・好きな人には素直になる大切さ。

・人の優しさ。

・人の弱さ。

・自分の弱さ、甘さ。

・人を好きになることの大変さ。

・人はわがままであるということ。

・決して恋愛で浮足立ってはいけないということ。

・捨てると言う覚悟を持つこと。


そして



人を好きになることの素晴らしさ。  


彼女には感謝してもしきれません。今まで出会って来た人の中で一番影響を受けました。そして一番素敵な人でした。それと同時に一番傷つけられた人でもありました。しかし一番好きだった人でした。一番可愛かった人でした。いつかもし会えたならあの時はありがとう、と僕は目を見て言えます。



僕より重く、濃い人生を歩んできた皆さんに言うのは釈迦に説法かと思いますが、もう一度言わせてください。


何かを得ようとする時は大切なものを捨てないといけない。


皆さんの人生がより良いものになりますように。





今日の一言。 




「間違った恋をしたけど、間違いではなかった。」



宇多田ヒカル(歌手)




終わり。