僕は生まれつき人の話を理解する能力が高い。あと思考速度がその辺の人と比べて速い。
これは嘘でも誇張でも何でもなく事実である。小学生の頃、道徳の授業ではいつも先生に
「その考えは中々出てこない。」
とよく言われたものだ。また中学生になってからも国語の授業でよく褒められた。
「お前は本当理解力が高いな。」
大学生になってからも教授から何回か似たような褒め言葉をかけてもらった。また、周りの友人からも
「何でそんなにすぐ話してることわかるん?」
とよく言われる。これらの事実から僕は本当に話の理解力や思考速度が速いのだろう。要するに【頭の回転が早い】のである。つまらない話に対してもうまく返せるし、ダラダラと長く話していても何を伝えたいか比較的すぐわかる。
文字を読むより言葉で伝えてくれた方が圧倒的に理解できる。むしろ文字を読むのは苦手である。しかしそれが【音】になると、一気に理解できる。不思議だよね。。
友達と電話している時にこの能力のことを話したら羨ましがられた。何でも
「俺は凡人だからお前みたいな何か秀でた能力があるやつが羨ましい。」
と言うことらしい。たしかにこの能力のお陰で得をしたことは沢山ある。頭の回転が早いため相手に詰められても上手く返せるし、長々と話をする人と円滑にコミュニケーションを取れる。また何かを企画したり、知識の吸収は得意だと自負している。
が、所詮はこの程度なのだ。興味の対象でない勉強にはまるでこの力は発揮されないし、当然ちやほやされることもない。
むしろデメリットの方が大きい。
思考速度が速いがために、悩みができるとそれに対してずっと思考してしまう。しかもどんどん考えが溢れ出てくるからキリがない。このせいで最近常に精神が不安定だ。また1聞いたら大体理解してしまうので、相手の話を最後まで聞かず喋り出してしまう方が多々ある。これは面接や普段の会話ではタブー中のタブーだろう。
「最後まで話を聞け!」
と幼少期はよく言われた物だが、僕からするといやもう理解できたから最後まで聞く必要なくね。。となるのである。
頭の回転が早い人というのは、ポジティブなこともどんどん思い浮かぶ反面、ネガティブなこともどんどん浮かんできてしまうのだ。それで苦しむ人も多い。トークのキレが鋭く、頭の回転がとてつもなく速い島田紳助さんも悩み出すと止まらないのだという。僕が彼と同等だ!なんてそんな大逸れたことを言うつもりはないが、そういう傾向があるのは確かのではないだろうか。
自慢??と思った人もいるだろうが、別にこれを誰かにドヤ顔で自慢したことはない。話の流れですることはあるが、デメリットの方が多くしんどいんだよね。。と必ず言っている。本当に最近しんどい。考えたくはないが、頭がずっと何かを考えているのだ。また、人と会話すると異常に疲れるのもこのせいかもしれない。なんとかしたいなほんと。。
終わり。