昨年の夏、猛暑日の続くなか敬老無料パスで市バスに乗って、白内障の手術を受けました。
7月1日(月)気温26,5度、雨が降ったりやんだりの涼しい朝。
現役時代、毎年お世話になった人間ドッグの結果、何度もお世話になった会社指定の眼科医院へ向かいました。3年ぶりに受診、視力は左が0,3で右が0,9とあり、白内障が進む左目はかなり視力が落ちております、3年前はどちらも1,0でしたが。
眼圧検査も右目の黄斑変性の症状も問題なく、先生からあれこれ問診をいただき、最後に看護師さんからスケジュール調整などを受け、無事2カ月先の手術日を予約することが出来ました。
そしてその日から朝晩点眼する目薬をいただき、散瞳検査の開眼薬品の影響で視界がちらつきながら、足もとフラフラ駅前まで歩き、再び無料パスを使い市バスに乗って帰宅しました。
7月29日(月)気温37,7度の猛暑日。
8月26日(月)気温34,5度、雨が降ったりやんだり。
2か月に渡り手術に向けて、月1の検査通院。
そして
8月28日(水)気温34,5度。
当てがわれた個室でパジャマに着替えてから手術室へ。
前室で看護師さんに、血圧を測りながら洗眼をしてもらい、いよいよ手術室の術台に座ると、ふかふか豪華な椅子は背もたれを下ろされ、たぶん雑菌が入らないように頭と顔をマスクとガーゼで覆われ、身動きできないようになりました。
麻酔は注射ではなく、薬で眼球と周囲を浸潤されて、術中痛みは全く感じません。
白内障で濁った水晶体は眼球表面の膜を切取った後、水晶体の中身を超音波で乳化し、吸引除去されます。
そして人工的な眼内レンズを装着されます。
「はい右を見てください。今度は上を、続いて下を、左をみてください。はいまっすぐ前を見て、もう一度右を見て」何度か眼球を動かしてレンズの位置を固定された後、もう一度眼と顔全体を消毒をされて、手術を受けた左目は、大きな眼帯に包まれました。
手術室に入ってから終了まで、僅か20分くらいの手術でした。
この日は私の他に6人の方が手術を受けたようでした。
午後はまた3時から一般の診療を行うようです。
先生も看護師さんも、誠にありがとうございました。
(動画はお借りしました)
私の眼科主治医「盛眼科医院」さまでは、平成7年からこれまで約9千人の方が手術を受けたそうです。そのうち何らかの理由で再手術が必要になった方は9例あったそうです。
文字通り、眼科医での白内障手術の成功率は99,9%と言えるのではないでしょうか。
8月29日(木)気温28,0度、手術の翌日は終日雨の涼しい一日。
視力、左1,2(手術前は0,3でした) 右1,0 、このように、手術後の視力回復も劇的です。
手術後からは月に一度の通院となり、最後は今月の1月9日でした。
最終の視力は上記手術直後と同じく、左眼1,2 右眼1,0 です。
ちなみに費用は以下のとおりです。
〈通院日数) 合計11日
(医療費計) 220,160円
(本人負担) 20,020円
国民健康保険負担 198,140円
その内手術費用については
(手術費用) 150,040円
(本人負担) 8,000円
国民健康保険負担 143,960円
手術費用についてはたぶん、私の前年の年金収入から算出された個人負担の上限額に守られて、負担が一定金額の8,000円に抑えられたため、通常2割負担より少なかったのだと思います。
前年の支払い済み健康保険料86,100円と本人負担額20,020円を合計すると106,100円。
今回の医療費220,160円から負担額106,100円を引くと113,960円、これにより2024年の医療費本人負担額は、総合計費用のおよそ半額となります。
ワタクシのような小男が偉そうには言えませんが、あらためて健康保険の有難みを感じました。
但し、この10年間で医療費を支払ったのは
歯科治療と耳鼻科で健保負担12万円だけですので、まだまだ元は取れていません。
ですが、
それこそ自分の健康の証と思い、
これからも健康保険料は、
よろこんでお支払いします~(^^♪
なお、昨年一年間の家計簿に付いての詳細結果報告は、あれやこれや集計を考察してからとしたく、次回のブログでご報告と、させていただきます。
以上、 See You ~(^^♪
(動画はお借りしました)
現在連載中の物語りデス