「ロミと妖精たちの物語」 オマージュについて | 「ロミと妖精たちの物語」

「ロミと妖精たちの物語」

17才の誕生日の朝、事故で瀕死の重傷を負いサイボーグとなってし
まったロミ、妖精と共にさ迷える魂を救済し活動した40年の時を経て
聖少女ロミは人間としてよみがえり、砂漠の海からアンドロメダ銀河
まで、ロミと妖精たちは時空をも超えてゆく。


 

 

The World's Wanderers

 

(Percy Bysshe Shelley)

 

Tell me, thou  Star, whose wings of light

 

Speed thee in thy fiery flight

 

In what cavem of the night

 

Will thy pinions close now ?


 

 

語れ星よ 光の翼もて

 

 

炎の天路翔ける星よ

 

いかなる夜の洞に

 

汝れその翼を休めんや

 

(伊藤典夫訳)

 


 
これはロバート・F・ヤングのロマンチックSF小説

 

「いかなる海の洞ほこらに」の中でオマージュされている

 

シェリーの詩「世界の漂泊者」の引用です。

 

 

ロミの物語第1部は心(思念)の旅路を描くにあたり、この”炎の天路翔けるイメージ”をモチーフとして、銀河への飛翔を書きました。

 

同じく同作品の聖書からの引用 ”汝の足は沓の中にありて、如何に美しきかな” を引用させていただきました。


 
また、ロミとトニーの再会には2度とも巨大な老クジラが重要な役割を、そして場所を提供してくれていますが、これもヤングの作品「ジョナサンと宇宙クジラ」をオマージュしております。

 

宇宙クジラからは、マックス山荘でのガートルードとフレッドのロマンチックシーン、夜の思念の逢いびきでも、ヤングの(おやすみなさい、ジョナサン。あなたの昼が日ざしに満ち、あなたの夜が愛に満ちたものでありますように)と言った宇宙クジラ、アンドロメダの言葉を借りました。
 

 

まあ、ジョナサンと宇宙クジラの方は、宇宙を旅する巨大クジラの一族からはぐれてしまった17才の少女クジラ、アンドロメダが主人公。

 

親からはぐれ一人宇宙空間を彷徨ううちに、間違って小さな惑星を飲み込んでしまったため、彼女はスモッグと二酸化炭素に悩まされ、またそこに住む人間たちの運命にも責任を感じている宇宙クジラの少女アンドロメダ。

 

彼女の境遇を知り、宇宙クジラと飲み込まれた惑星の人々を救おうとする、地球から来た男、ジョナサン・サンズの活躍を描いた作品でしたね。

 


この二つの作品の、愛と哀しみそして優しさが、ロミと妖精たちの愛の物語でもあります。
 
さらにもう一つ、SF愛好家の方はもう分かっていらっしゃると思いますが。
ロミが発する愛と癒しのエンパシー、これはP・Kディックの多くの作品に出てきますエンパシーボックスを私なりに変用させていただいております。


 
さて、私のSF読書歴は、中学2年のときに友人から借りたE・Rバローズの「火星のプリンセス」が始まりで、レンズマン、スカイラーク等のスペースオペラを愛読し、高校生の頃は日本のSFに嵌まりました。
 

 

星新一、小松左京、半村良、筒井康隆、その他の先生方、もちろんヨコジュンの解説書も。


これについてはまた、あらためて書き込んでいきたいと思います。

 

まずは、ロミと妖精たちの物語第2部を、ロミ様の命ずるままに書いて参ります。
下手な文章に辛抱づよくお付き合い頂きましたこと、心より感謝申し上げます、みなさま、ありがとうございました。

 


以上

 

 

2017年2月28日第一部終了のご報告の転載でした。

 

 

 

 

 

さて、連載途中の第五部307話ですが

現在もロミ様からのレンラク待ちです

すみません

ワタクシの妄想だけでは

物語は進みません

 

準備が整い投稿できるまで

今しばらくお時間を頂きます

 

よろしければ、

 

それまで各巻のスタートページを

以下に並べましたので

どうか、お時間があるときに

 

お読み頂けたら幸いデス。

 

 

クリックしていただけるとそのまま物語に入れます。

 

 

アンドロメダのパワーを失い、医学部の学生として生活していたロミですが、愛と癒しのエンパシーは衰えることなく、引き続き悲しき魂たちの運命に引き寄せられて、ロミは再び冒険の旅に出ます。

 

そして南極大陸の氷の塔に閉じ込められていた宇宙少女マリアと出会います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは2014年

BABYMETALが世界遠征を始めて

メタル界で認知されることとなった、

イギリス遠征をどうぞ。

 

当日深夜、ネットで送られてくる

イギリスメイトのユーチューブを

 

食い入るように何度も見入ってしまい

正座した足の感覚がなくなったこと

よく覚えています、、

 

あの 6万人の大観衆を熱狂させた

ソニスフィアフェス DEATH!

 

 

このとき中元すず香は16才、

菊地最愛と水野由結は

ヨーロッパ巡業中に15才になり、

パリとケルンのステージ上で

オーディエンスの皆さんから

祝福されていましたね。

 

 

 

写真と動画はお借りしています

 

では皆さま次号発表まで

お日にちを頂戴します

 

それまでの間、よろしければ

各ページにクリック頂いて

 

ロミと妖精たちの大冒険の旅

どうぞお楽しみください

 

See You !