顔に拳銃を突き付けられ取り押さえられる犯人たち。
ラジョエリナ・マダガスカル大統領 「暗殺計画の背後にフランスがいる」
ラジョエリナ大統領は、引退した元フランス兵や軍幹部も関与した暗殺計画に関して初めて発言した。
あるテレビ局で話したラジョエリナ大統領は、「アポロ21」という4段階の暗殺計画により自身を含めた政府当局者5人が標的にされたと語った。
ラジョエリナ大統領は見解の相違がこのような暗殺未遂の理由にはならないと強調し、
「批判、さらには偽情報にさえ目をつぶることはできるが、力づくで権力を掌握するために暗殺未遂を行うことは断じて容認しがたい」と述べた。
「この暗殺計画の背後にいる者は誰でも我が国民の敵である」と述べたラジョエリナ大統領は、この計画の主要人物の中にはチャド、アフガニスタン、コソボに駐留するフランス軍事部隊を指揮したこともあるフランス人中佐がいると指摘した。
ラジョエリナ大統領は、公然と表明しなくても暗殺計画の背後にフランスがいる可能性があるとも指摘し、
「国民を守ろうとする努力により私を殺そうとしている。司法に仕事をさせよう。フランスとは個人的に問題はない」と見解を述べた。
ラジョエリナ大統領は、問題の引退した元フランス人中佐ポール・ラファノハラナ氏に関しても名前を伏せて一部詳細を共有した。
暗殺計画の背後に傭兵、市民社会組織、さらには軍の高い階級の幹部がいると指摘したラジョエリナ大統領は、この計画は長い間練られていたと述べた。
マダガスカルで7月20日に同時に実行された作戦で「国家安全保障を危険にさらし、大統領を暗殺するため陰謀を企てた」罪に問われた引退した元フランス兵2人を含む6人が身柄を拘束され、21人以上が取り調べを受け、問題の元フランス兵も含む11人が逮捕されている。
(2021年8月9日)
<ワクチンを拒否してきたマダガスカル大統領は、WHOによる薬草毒物混入の提案の前に、2度襲撃されていました>
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