東京国立博物館で「国宝東寺 空海と仏教曼荼羅」を観た! | とんとん・にっき

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「国宝東寺 空海と仏教曼荼羅」
チラシ
 
 
 
 
東京国立博物館で「国宝東寺 空海と仏教曼荼羅」を観てきました。
 
過去の同様な展覧会を観ていました。それは、2011年8月に開催された
東京国立博物館平成館で「空海と密教美術展」を観た!
でした。図録も出てきました。(今回は図録は購入していません)
 
展覧会の構成は、以下の通りです。
第1章 空海と後七日御修法(ごしちにちみしほ)
第2章 真言密教の至宝
第3章 東寺の進行と歴史
第4章 曼荼羅の世界
 
空海とは
讃岐国(さぬきのくに、現在の香川県)の生まれ。中国に留学して密教を学び、帰国後、真言宗を開いて東寺や高野山を拠点に密教を広めました。密教の理解には造形物が不可欠という師の教えに従い、曼荼羅や彫刻などの制作を指導しました。弘法大師とも呼ばれ、空海自身が信仰の対象となっています。優れた書家としても知られています。
 
撮影可能作品
「国宝帝釈天騎象像」
甲を着け、蕊を象徴する武器である金剛杵を手にする仏法の守護神。インドの神であるインドラ神が仏教に取り入れられ、帝釈天となった。象に乗る姿はインド風で、空海がもたらした新しい表現である。(イケメンです)
 
 
 
 
 
空海筆「風信帖」
「尺牘(せきとく)三通」とも呼ばれる、空海から最澄に宛てて出した自筆の手紙。現在は東寺の所蔵で、名の由来は第一通目が「風信雲書」で書き始められていることから、世に「風信帖」の名で親しまれる。
 
 
空海請来「密教法具」
弘法大師空海は、唐で密教を学ぶとともに、数多くの仏画・仏像・経典・法具類を持ち帰った。その法具のひとつと伝えられるもので、五鈷鈴(ごこれい)・五鈷杵(ごこしょ)とこれを奉安する金剛盤の三点からなる組法具である。
 
空海請来「密教法具」
 
「両界曼荼羅図」
曼荼羅とは、サンスクリット語の音を感じに写したもので、「本質を具えたもの」などといった意味になる。両界曼荼羅は、「大日経」に基づく大悲胎蔵生曼荼羅(胎蔵界曼荼羅)と、「金剛頂経」に基づく金剛界曼荼羅を一対にしたもので、真言密教で最も基本となる曼荼羅。
 

 

 

以下、過去の記事から

 

東寺講堂 立体曼荼羅

 

 

 

その他、記事に載せた関連画像

 

 

 

 

*1991年に東寺を訪れた時の写真と、お土産の曼荼羅のポスター。

 

 

 

「国宝東寺 空海と仏教曼荼羅」

東寺(教王護国寺)は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。
本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝をご堪能ください。

 

「東京国立博物館」ホームページ

https://www.tnm.jp/